幹事クリタのコーカイ日誌2015

[ 前日翌日最新今月 ]

7月27日 ● 異性に対するストライクゾーン。

 僕もすでに54歳ですから、周りにいる人も大概はそこそこの年齢になっています。僕から見たら若いなぁと思う30代も世間的には「中年」の仲間入りでしょう。本当に若者と呼べるのは29歳?いや、20代前半までかも。自分のことを振り返ると30歳を過ぎて「そろそろヤバいかな」と思い始め、35歳で周りの年下からオジサン扱いされているのに気づきガッカリしたのを覚えていますから、やはり若者の境界線は20代後半あたりにあるのかも知れません。

 うちのサークルも高齢化が進んでいますから、サークル内での「若者扱い」は30代まで含まれていますが、本当の若者である20代は数人しかいませんし、彼らもほぼ20代後半のアラサー。会社も今の部署はアラフィフばかりのオールベテランチーム。一番若い隣席の女性でも45歳です。と言うことで、いま親しく話すことができる若者は25歳の息子と21歳の娘だけ。若者情報が圧倒的に不足しています。

 で、ここのところ貴重な情報源になってくれているのが音楽教室を運営している楽器店のスタッフたち。よく僕と話してくれるのは、ほとんどが20代半ばの女性たちなので、彼女たちといろいろ喋っているだけでかなり知見が広がります。もちろん全員が音楽好きということで、若干フィルターがかかった情報源ではありますが、あまりひねたところがない素直な良い子たちばかりなのでお互いに結構フランクに喋っています。

 向こうからしたら僕は父親と同世代ですから、中途半端な年齢の男性と違ってあまり余計な意識をせずに話せるのかも知れません。僕から見ても彼女たちは女性と言うよりはほとんど子どもと話しているような感覚です。よく異性に対する年齢の「ストライクゾーン」という表現をしますが、お互いにストライクゾーンを外れてしまっているので気楽なのです。いちいち「女性扱い」をして気を遣わなくても済むので、かえって何でも自由に喋れます。

 もっとも同じ50代の男性でも20代は当然ストライクゾーンだろ、という人もいることでしょう。女は若ければ若いほど良いと力説する奴もいます。僕からしたらそれは実に底の浅い女性観だなと思いますが、好みは人それぞれですから文句をつける筋合いではありません。ただせっかく自分も年を取ったのですから、わかりやすい若い女性ばかりではなく、経験を積んできた女性の良さを理解できるようにならないともったいないなと思います。ストライクゾーンが高めに広がっていかなくては、年を取った甲斐がないですよ。


gooブログでも読めます「幹事クリタのコーカイブログ」

テニス好きなら「幹事クリタのテニス日誌」