幹事クリタのコーカイ日誌2015

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7月25日 ● シャワーも使わせない「お役所仕事」。

 公務員の知人友人も多いので、安易に「お役所仕事」という言葉は使いたくありませんが、時には本当にその言葉がピッタリの事案に遭遇することもあります。僕たちが時々サークルの練習に利用する愛知県営の「O幡緑地公園」のテニスコートは、場所も便利だしコートもキレイで料金も安く、施設としては言うことなしなのですが、残念なのはその運営。昔から型にはまった杓子定規の運営で利用者のことを寸分も考えてくれません。

 例えば雨の時。よく使う東山公園テニスセンター(名古屋市営)や愛・地球博記念公園(愛知県営)は、利用者が使いたければ雨でも使わせてくれますし、市営コートは1時間以内に雨が降ってきて中止した時には、支払った利用料金も返してくれます。ところがO幡緑地は雨が上がって晴れ間が出ていても「コート整備が必要だから」と使わせてくれません。

 うちのサークルは「晴れサークル」なので、雨が降っていてもテニスを始める頃には上がることがよくあるのですが、勇んでコートに集まったのに使わせてもらえずに無駄足を踏んだことが何度もありました。雨上がりは確かに砂入り人工芝コートでは砂が寄ったりして後で整備が少々大変かも知れませんが、それは施設管理側の問題であって、公営コートなんですから利用者優先で使わせるのが当然の公共サービスの考え方のはずです。そもそも他の公営コートは「どうぞどうぞ」と使わせてくれるのですから。そりゃそうです。税金で運営されている以上、稼働率を上げて少しでも収益を良くするのが公務員の務めでしょう。

 そしてなによりO幡緑地のサービスがなっていないのが更衣室・シャワールームの運営方法。ナイター設備がないのでコートの利用は通常17時まで。当然、17時を過ぎてからみんな更衣室で着替えるわけですが、なんとO幡緑地の更衣室は17時に閉められてしまうのです。いくらなんでもそれはおかしいでしょ、と思うのですが、施設の利用時間は17時までだから更衣室も17時で閉めるという発想のようです。着替えたいなら17時よりも前にテニスをやめろと言いたいのでしょうが、2時間単位で貸し出しているのに15分も前にやめさせるなら、その分の利用料金を返せと言いたいです。もちろん、他の公営コートでは県営であれ市営であれコート利用時間が終わってから20分程度は更衣室・シャワーが利用できます。普通に考えてそうじゃなければ困ります。

 そしてもっと酷い出来事に今日は出くわしました。O幡緑地はナイター設備はありませんが、日が長い夏の間だけは17時から19時までもコート利用できます。当然のことながら我々は少なくとも19時までは更衣室も利用できると思っていました。ところが何と更衣室の利用は通常と同じく17時で終わりだったのです。17時から利用する人間には更衣室もシャワーも使わせないというのですから、さすがにこれはおかしいだろうと事務所に文句を言ったのですが「更衣室の入口に書いてあるでしょ?」だって。そんなもん、テニスウエアで集まってるんだから見てないって。

 真夏にテニスコートを使わせておきながら更衣室もシャワーを使わせないって、もうサービス云々以前の問題ですよ。仕事をする人間としておかしいと思わないのでしょうか?ここまで酷い目に遭ったのはさすがに初めてです。今日のメンバーにはテニスの後に友達と飲みに行く約束をしていた女性もいました。彼女は汗だくのままシャワーも浴びられず、泣く泣くトイレで着替えて飲み会に向かいましたが、かなりショックを受けていました。恐らく女性ならその状況が自分に振りかかったらと思うと身震いしませんか?

 これを「お役所仕事」と言わずして何と言うのでしょう?僕は決して我儘を言っているつもりはありません。安い公営コートですから民間施設のような手厚いサービスを求めているわけではないのです。単にテニスの後に着替えさせて欲しいだけです。事務所にまだスタッフが残っているんだから、更衣室を少しだけ開けておいてくれさえすればいいのです。どこの公営施設でもやっていることです。

 愛知県の公園は「愛知県建設部公園緑地課」というところが管理しているようなので、そちらに抗議すればいいんでしょうか?それとも大村知事に直接訴えるか、もしくは知り合いの県議に言うか、県庁に勤めている高校時代の友人に文句を言うか、新聞社にいる友達に連絡をするか。なんなら全部やってみてもいいですけど、とりあえずあまりに腹が立ったのでブログに書いてみました。


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