幹事クリタのコーカイ日誌2015

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6月29日 ● 弟との会話が増えた。

 僕には5歳(学年では6年)はなれた年下の弟がいます。子どもの頃は父親代わりにいつも面倒を見ていた弟です。5歳の年の差は兄弟喧嘩にもなりません。キャッチボールやサッカー、将棋やトランプを教えてやって相手して時にはわざと負けてやっていました。弟が中学生の頃には僕は大学生ですから勉強を見てやり、弟が大学生の頃にはこちらは社会人ですから小遣いをやっていました。

 ただ僕は社会人1年目に家を出ていたし、弟は大学は金沢で、就職したら東京、大阪、名古屋の3都市を順番に転勤していたので、大人になってからは盆と正月の年2回くらいしか顔を合わすこともなくなりました。仲が悪くなったわけではないのですが、この20年ほどは会話も少なくなっていました。

 ところが2年ほど前に弟が名古屋に転勤してきてからは、また顔を合わす機会が増えました。そして3週間前、弟が空手をやっていて足首を骨折、松葉杖生活になりました。義妹は車を運転しないので、弟は松葉杖を突きながらバスと地下鉄を乗り継いで出勤しています。松葉杖で両手がふさがって雨の日に傘もさせないので、最近はよく帰りに弟の会社から家までうちの家族が交代で車で送ってやっています。僕も地下鉄通勤ですから、ついでに一緒に乗って帰ることが増えました。

 車に一緒に乗ると会話を必然的にしますから、ここのところ弟と話すことが増えました。僕と違って口数が少ない弟は、うちの子どもたちも「おじちゃんと話すことがない」と前からこぼしていましたが、慣れるにしたがって少しずつ会話ができるようになってきたようです。お互いにアラフィフになってから会話が増えると思いませんでしたが、一人だけの兄弟ですから悪いことではありません。


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