幹事クリタのコーカイ日誌2015

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6月28日 ● 就職活動の思い出。

 娘が内定をもらった会社に説明を聞きに行ってきました。あ、僕が聞きに行ったのではなく、もちろん娘本人が人事担当と話をしにいったのです。内定と言っても正式な内定は10月になってから出るそうで、現時点では内々定らしいのですが、よほどのことがない限りはひっくりかえることはないそうです。娘はそれを聞いて安心していました。

 むしろ先方も内定を出したものの本当に来てくれるのかどうかということが気になるようです。今後大手企業の採用が始まるのですから、当然人事部としては逃げられるのではないかと心配なことでしょう。だから内定の有効期限は1週間らしく、その間に行くか蹴るかを決めなければならないそうです。当然の対策です。

 娘はもう行く気満々です。なにせデカイ体の割に神経が細かいところがあるので、今後さらにタフになる就職戦線をこれ以上戦う根性もないし、なにより本人は早く就活を終わらせて遊びたいばかりですから、6月中に決まって大喜びです。卒業に必要な単位も取れているので、7月からはバイトとサークル活動に専念するようです。

 33年前に僕も就職活動をしていましたが、それはもう今から思い返すと冷や汗が出るくらいにいい加減なものでした。ちゃんとしたOB訪問も企業研究もやらず、10月から始まるマスコミと教員と公務員の試験を受けてどこかに受かればいいやという、極めて安易な態度で4年生の夏を遊んで過ごしていました。結果的に試験には受かったから良かったものの、今から思うと本当にダメな学生だったと思います。なにせ今の会社の最終面接である重役面接に遅刻したくらいでしたから、世の中をなめきっていました。

 それで合格できたのは、そのなめきった態度がかえってプラス方向の誤解をされたのだろうとしか思えません。面接でリラックスしていたので、他の緊張しまくりの学生に比べて余裕があるように思われたのでしょう。面接が苦手な学生の人は多いと思いますが、緊張すればするほど言葉は出なくなるし態度もおどおどしてしまうので、どうせダメなら思い切って本当になめた態度くらいの方が良いかも知れませんよ。ま、それで落ちても何の責任も取りませんけど。


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