幹事クリタのコーカイ日誌2015

[ 前日翌日最新今月 ]

6月26日 ● 娘の内定と親の責任。

 就職活動中の娘が内定をもらうことができました。やれやれです。これでようやく来年からの道が開けたわけですし、なにより僕がもう娘を養わなくても大丈夫になるわけで、金欠のいま娘にプータローになられたら一大事でしたから助かりました。

 僕の親は「子どもに対する親の責任は高校卒業までだ」と言って、僕の大学の費用は出してくれませんでした。仕方なく僕は奨学金を貰い、バイトを掛け持ちして授業料やら教科書代やら、もちろん小遣いもまかなっていました。就職したら家から通えないわけではなかったものの、社会人1年目の冬のボーナスを資金にさっさと家を出てひとり暮らしを始めました。

 僕も子どもたちに同じことを言ってみたのですが、残念ながら「いまどき何を言ってるんだ」と一笑に付されてしまい、まあ確かに時代が違うなと自分でも思ったので大学卒業までは面倒を見てきました。しかしさすがに社会人になったらもう親は責任をもたなくてもいいでしょう。扶養家族でもなくなることですし、自立してくれと思っています。

 と言っても、息子はすでに社会人3年目ですが、相変わらず家に寄生しています。わずかばかりの金は出していますが、とても自立しているとは言えません。僕は「早く出て行け」と何度も言っているのですが、居心地がいいのか出て行く気配は全然ありません。こうなったら早く結婚させて独立させてしまおうと考えています。

 娘も勤務先次第ではこのまま家にいそうな気がします。と言うか、名古屋が本社の会社から内定をもらえたので、本人は家に居座る気満々です。まあただ嵩高くて邪魔なだけの息子に比べれば、娘はいろいろと役には立ちますが、それにしても居心地が良いからといつまでも家にいられても困ります。孫の顔も早く見たいので、こちらも早く結婚して欲しいと願っています。

 親の責任は就職するまで。子どもの結婚は親の願望です。結婚しないのは親不孝だと思いますよ、独身の皆さん。


gooブログでも読めます「幹事クリタのコーカイブログ」

テニス好きなら「幹事クリタのテニス日誌」