幹事クリタのコーカイ日誌2015

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6月14日 ● 発表会の動画を見てもらったら。

 連日の発表会ネタで恐縮ですが、昨日の発表会の動画を限定公開でYouTubeにアップして、いつも僕の演奏に応援や協力をしてくれる、一部のありがたい友人たちに見てもらいました。過去に僕の発表会に来てくれた人や、昔の音楽教室のスタッフなどもいますが、大半は僕の演奏を見たことも聴いたこともない人たちだったので、喜んでもらえたみたいです。

 感想には「良かった」というお誉めの言葉が並ぶのですが、まあここでダメ出しをするような人は普通はいないので、額面通りには受け取らないようにしています。ただ複数あった声が「緊張して見えた」「自信なさげだった」というのがありました。これはハッとしました。確かに緊張もしていたし、自信たっぷりでもありませんでしたが、それでも昔に比べれば随分と普通に発表会に臨めるようになってきています。

 なのに初めて動画を見た人からそう指摘されるということは、ひとつには昔からそういう態度を取ってしまうというところがあるからです。つまり本人的には「堂々」「自信たっぷり」なんて風に思われたくない、下手なんだから謙虚な態度でいたいと考えているから、自ずとそう見えるのでしょう。しかし、それはステージでのパフォーマンスとしてはマイナス。やはり演奏を聴いてもらう以上は「俺のサックスを聴け!」というくらい堂々としていた方が聴くほうも安心できます。今後はそのあたりも考えていかないといけないなと思いました。

 それともうひとつ「緊張」「自信なさそう」に思われた原因は、曲の盛り上げ方に原因があったのではないかと思いました。今回、1番はそっと静かに、2番で少し音量を上げて、さらに大サビではたっぷりと大きく吹くという構成を考えていました。ただその通りに吹いた結果、1番は緊張で自信なさげにおどおど吹いているように、2番で普通になって、大サビでようやく元気になったというように聴こえてしまったのではないかと思うのです。これでは計算と全然違います。

 静かに抑えて吹いたら緊張しておどおどしているように聴こえてしまうというのは、完全に僕の表現力不足です。それにステージ上でのパフォーマンスのせいもあるでしょう。いい勉強になりました。


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