いよいよ明日はサックスの発表会なのですが、実は考えているのは次の発表会に何の曲をやろうかということです。なにせここまでくると明日のことは考えても仕方なくて、ただ一生懸命に演奏するだけですから、それなら次の曲のことを考えていた方が楽しいですから。

　サックスは宇多田ヒカルの「ファーストラブ」を吹いてみたいなと考えています。この曲は僕がサックスを始めた頃にデイブ・コズが自分のアルバムの日本版に特別に収録していて、それを聴いて「これはスゴイ、いつか吹いてみたい」と感動した曲です。あれから６年近く経ちました。そろそろ吹けるかなと思っています。

　ところが久しぶりに本家を聴いたらメチャクチャ技巧的というか難しくて、とてもそのままの楽譜では吹けそうにありません。そのまま吹きたいのですが、吹けないなら、もっと易しい楽譜にするか、それとも吹けるようになるまでもっと精進するかの二択になってしまいます。今のところ、もっと上達してからチャレンジかなという弱気な気分です。

　じゃあ代わりに何を吹くかとなると、候補が多すぎてまた絞りきれません。次は季節が晩秋から初冬になるので、しっとりしたバラードにしようかなと思っているのですが、そういう曲はいくらでもあります。これまでの「懐メロ」縛りを継続するとして考えているのが「青春の影」（チューリップ）、「瞳をとじて」（平井堅）、「Everything」（MISIA）あたりを考えています。

　また同時にピアノの次の曲も考えています。これまで連弾を２回、伴奏を１回やったので、今度こそはひとりでちゃんと弾かないとと思っています。いかにもピアノの発表会らしい曲と言えば久石譲ですが、これまたどの曲も楽譜が難しいです。と言って、簡単なアレンジにしてしまうと「らしさ」が失われてしまいます。なので久石と方向性は似ているし、季節的にも合いそうな「戦場のメリークリスマス」も候補として考えています。

　こうやってどの曲をやろうかと、いろいろ考えているのは本当に楽しいんですよねぇ。本番前の緊張でガチガチになっている時は「こんなことやらなきゃ良かった」と思うのに。