梅雨に入りました。テニスサークルにとって１年で最大の試練の季節です。暑いのも寒いのも風が強いのもイヤですが、テニスが中止になる雨よりはマシです。そして幹事として僕が一番頭を悩ませてあれこれ工夫する戦いの季節です。

　うちのサークルは長年「晴れサークル」と名乗ってきています。とにかく雨に降られない、悪い天気予報を覆すパワーがあるサークルだと自負しているからです。ただオカルト的なことだけではなく、僕があれこれ対策を練っていることも「晴れサークル」を維持する大きな要素ではあります。

　対策のひとつは複数コートを押さえておいて天気予報を見て臨機応変に予定を変えることです。先週は屋内コートを予備として確保していたので、降水確率を見て使用するコートを変更しました。それ以外にも土日ともコートを確保しておいて、土曜日が雨予報なら日曜日に変更することもあります。特にこの季節は最初から屋内コートを確保しておけば安心なので、なるべく取れるだけ取っておきます。

　屋内コートは雨だけではなく、冬の寒さ、春の風、夏の強烈な日差し対策としても有効なので、できたら年中屋内でやりたいくらい快適です。ただ問題はコート代の高さ。いつも使う愛知県営コートは１面２時間630円。それに対して東山公園テニスセンターの屋内コートは１面２時間4500円。７倍以上です。さすがに毎週屋内コートでとなると、金銭的に参加できるメンバーが限られてしまいます。

　なるべく多くのメンバーに気楽に参加してもらいたいし、快適にテニスもしたいので、季節に合わせてどこのコートをいつどれだけ確保するかも幹事の仕事です。苦労が多いので、とても誰か他の人に幹事をやってとは言えません。僕ができなくなったらサークルも終わりだろうなぁと思うと少々せつないですけど。