発表会のピアノ伴奏の録音はなんとか終わりました。いつもレッスンで弾いているヤマハのピアノに録音したデータをUSBメモリに保存して、それをＣＤに書き込んで、当日会場のホールで流しながらサックスを演奏するという予定です。と言うことで、僕はUSBメモリにデータを移して家に帰りＰＣでＣＤに書き込もうとしてトラブルが起きました。

　まず家のデスクトップＰＣのＤＶＤドライブの調子が悪い。空のＣＤ−Ｒを入れても認識してくれない。仕方なく娘のために買ったノートパソコンでＣＤに書き込みましたが、念のため家のＣＤプレーヤーで再生してみたらできません。なぜだ？ちゃんと音楽用として書き込んだのにと思ったら、MIDIデータでした。道理でＰＣでしか再生できないわけです。

　さて、問題はここからです。MIDIをWAVとかMP3に変換することが自分ではできません。ネットで調べたらそういうソフトを使わなければならないということなので、「Music Studio Producer」というフリーソフトをダウンロードしてみました。しかし立ち上げてみたらさっぱりどうやるのかわかりません。早々にギブアップしてしまいました。

　で、次なる手立ては誰かわかる人にやってもらうこと。まずピアノ教室を運営している楽器店に電話して「なんとかならない？」とお願いしてみました。しかし、教室担当のスタッフは「誰かわかるか調べてみます」という少々心もとない返事。あれ、楽器店のスタッフなら当然詳しいと思ったのに。もうひとつ思いついたのは、高校時代の親友Ｇくん。彼は自らいろいろな楽器を演奏して、それをミックスした動画をネット上にアップしているのですから、当然詳しいはず。

　メールを送ってみたら「とりあえずデータ送って」ということだったので送ったら、すぐに変換して送ってきてくれました。なんという素早さ。しかもアレンジを３パターンも作ってくれました。丁寧な仕事ぶりに感動しつつ、ついでにあれこれ注文をつけて手を入れてもらいました。と言っても、もちろん下手ですが下手なりに自分の演奏であり味ですから、冒頭の空白の時間を少し短くしたりするなど最低限の直しだけですけど。ミスはミスのままにしておかないと意味がありません。

　と言うことで、何とか発表会で自分の伴奏を流せそうです。本当はここまで全て自分でできるといいので、今後はDTMの勉強をしようかなと思いました。