幹事クリタのコーカイ日誌2015

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5月25日 ● 楽しみを何から諦めるか。

 4月に異動になって以来、早く退社するようになりました。いいことです。ただし家に真っ直ぐには帰らないで、サックス、ピアノ、テニスとほぼ毎日忙しくアフター5を過ごしています。これもまあいいことでしょう。問題は年を取ってたださえ減給になっているうえに、異動で残業代が激減したために手取りが極端に少なくなったことです。まったくいいことではありません。

 時間があってお金もあるなら人間大概幸せに過ごせますが、どちらかが足りなくなると困ります。今回は時間があるのにお金が足りないので、せっかく毎日夜に習い事をしているのに、そのうち何かを諦めないといけないということです。と言うよりは、習い事を全部諦めなければならないくらい給料が減っていますから、もう困るとかそういう問題ではなく、お金か楽しみか、どちらを取るかというくらいの人生上の大問題です。

 お金がないから楽しみを諦めるというのは真っ当な発想かも知れません。しかし、お金のために人生の楽しみを諦めるというのは、生きている甲斐がありません。ただ僕の場合は「楽しみ」が多すぎるという指摘も受けているので、渋々ながら楽しみの順位付けをして、諦められるものから諦めようと思っています。

 まず習い事を諦める前に、読書とかマンガとかスポーツ観戦とか映画鑑賞とか音楽鑑賞とかライブとか、そのあたりから削ることにします。能動的な楽しみを優先し、受動的な楽しみはカットです。「見るだけ」のことは体が動かなくなった老人になってからやればいいので、今はまだテニスや音楽演奏をなるべく優先しようと思っています。具体的には買っている書籍、雑誌を大幅に減らしますし、WOWOWもウィンブルドンが終わったら解約するつもりです。映画館にも行かないし名古屋ブルーノートにもしばらくは足を向けるつもりはありません。

 ただその程度ではコストカットとしてはまだまだ足りないので、結局習い事も何かやめざるをえません。優先順位の低いものからというと、まずテニススクール。次にサックス、ピアノ、そして山本プロとの練習会となります。もっともスクールひとつやめても月に1万円くらいのコストカットにしかならないのが辛いところ。元来、酒もタバコもギャンブルもやらないし、風俗はおろか水商売のお姉さんにすら一切近づかないので、金のかかる道楽がそもそもないのです。だから楽しみをやめると言っても費用削減効果は薄いんですよねぇ。


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