幹事クリタのコーカイ日誌2015

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5月17日 ● 管楽器フェスタの半日。

 いつも通っている楽器店で「管楽器フェスタ」というイベントをこの3日間やっていて、毎年この時にサックスの点検をしてもらいます。わざわざ日曜日に出かけるのだから、30分間だけの点検だけで帰るのはもったいないと、今日は半日じっくり楽しんできました。

 まず最初はピアノのレッスン。と言っても、せっかくサックスを持っていったので、Mちゃん先生に伴奏を弾いてもらってサックスを吹きました。いつもサックスのレッスンではメトロノームだけなので、実際に生演奏で吹いたのは初めてですが、なかなか調子よく吹けて気分も上々です。Mちゃん先生にサックスとピアノ、それぞれについてアドバイスを受けることができました。

 それに続いてサックスの点検。リペアの人が見てくれるのですが、毎年見てもらっているし、一昨年には1週間点検に出してリペアしてもらっているので状態に問題はありませんでした。軽くネジを締めてもらったくらいでOKということでした。

 それからいったんランチしてから今度はサックスセミナー。プロサックスプレイヤーの福井健太氏が直々に指導をしてくれるのですが、僕は聴講生としてそのセミナーに参加しました。と言っても指導を受けるのは2人、聴講生は4人という少人数なので、かなりファミリーな雰囲気です。

 1人目は大学のジャズ研究会の男の子でまだサックス歴1年。基本的なことをいろいろ指導されていましたが、特に息の入れ方、タンギングの仕方など、日頃から僕も指導されていることを改めて聞いて基礎の大切さを痛感しました。2人目はサックス歴4年の男性。こちらは好きなプレーヤーがやっているファズトーンとグロー奏法のやり方について質問。音を割るテクニックなんですが、僕も初めて知りました。

 1人について30分ずつ指導があった後に、聴講していた吹奏楽部の高校生の女の子が「音が広がってしまう」という悩み相談。これについてはマウスピースとリードの組み合わせが問題ではないか、ということで、その基本知識についていろいろと解説がありました。これは僕も知っている話でしたが、改めて知識の再確認ができました。なんだかんだで2時間くらいセミナーをやってくれたので、これで1640円はお得だったなぁと思いました。

 ついでに前から吹いてみたかったカーブドソプラノサックスの試奏もさせてもらいました。最初は20万円を切る機種で吹いたら低音が割れてしまってどうしようもないので、これは意外に難しいのかなと思ったのですが、次に30万円台の機種で吹いたら素直に音が出てくれたので、どうも問題は個体差のようでした。しかし楽器は高い方が良いとは言え、さすがに20万円近く出してダメというのでは困ります。

 クリアファイルとリードをお土産にもらって帰ってきましたが、有意義な日曜日となりました。


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