昨日からＮＨＫで「ブラタモリ」の新シリーズが始まりました。レギュラーとして復活ということで、今回は地方都市をいろいろ巡ることになるようです。「いいとも」が終わってタモリが暇になったお陰です。先日初めての関東以外へのロケということで京都編がありましたが、それを毎週やろうということのようで、これはなかなか楽しみです。

　第１回は長崎。坂の町である長崎は「坂好き」で知られるタモリには大好物だったのでしょう。実に嬉しそうに長崎を回っていました。外国人居留地や出島などお馴染みのスポットをタモリならではの視点で見ることで、日本の近代化に大きな役割を果たした長崎の新しい魅力が発掘されていました。次回も長崎の後編ということで期待できる内容になりそうです。

　こうなると今後の楽しみはどの都市が取り上げられるかということ。ＮＨＫのサイトを見ると、長崎の次は金沢と予告されています。京都、長崎、金沢と地方の人気観光都市を巡っていますが、今後もタモリが好みそうな歴史と文化が息づく町を次々と訪れるのではないかと思います。

　パッと思いつくのはやはり江戸時代からの城下町。そして門前町や宿場町、港町。函館、仙台、名古屋、奈良、大阪、神戸、広島、松山、福岡、鹿児島など、いくらでも思いつきます。できたら歴史が重層的に積み重なっているような、いくつもの顔を持つ町が取り上げやすいでしょうが、軽井沢とか横須賀とか那覇のように、なにか特徴的な独特の文化がある町もまた面白いかも。

　これからどんな町の、どの部分を取り上げるのか、そのセンスに注目しながら見ていきたいと思います。