最近テニスの回数が増えています。もともと週に２回はテニスしていたのですが、テニススクールの振替を消化するために積極的にスクールに行っているので多いと週に４回。年齢も５０代も半ばになるのに、仕事に行きながら楽器も弾きながらの週４テニスは少々多いかなと思わなくもありません。

　ただ週４テニスをやっても今のところ体が壊れる気配はありません。これは嬉しい誤算。昨年体調が悪かった分を今年は取り返しているかのようです。もちろんいろいろと気をつけてはいます。入念にストレッチはするし、鍼灸院やマッサージにも通っています。フォームもなるべく体に負担がかからないように、力任せに打つのではなく、きちんと運動連鎖を使うように意識をしています。もちろん長年やってきて染み込んでしまった癖はなかなか抜けませんが、なるべく合理的なフォームで打つように意識するだけでも違うと思っています。

　週４テニスをやっていると感覚はどんどん良くなってきます。テニスの感覚というのは微妙なもので、ちょっと狂うだけで全体に大きな影響が出ます。体のバランス、ラケットのタッチ、ボールへの瞬間的な反応、予測。そういう感覚が研ぎ澄まされてくるので、より無理をしないで楽にプレーができるようになってきます。ゲームに勝てるかどうか、ポイントが取れるかどうかは相手があることなので一概には言えませんが、少なくとも自分のテニスに対しては自信がつくし、やっていて楽しいと感じることができます。

　ただこの週４ペースがどこまで続けられるかはわかりません。体の負担だけではなく、時間のやりくりと経済的問題も発生しているからです。給料が下がる一方のロートル社員にとって趣味に遣うお金が嵩んでいくのはなかなか辛いところです。でも楽しいと思えることは簡単にはやめられないですし、いけるところまでいくしかないとも思っていますけどね。