幹事クリタのコーカイ日誌2015

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2月10日 ● R-1グランプリ。

 家に帰ってきてテレビをつけたら『R-1ぐらんぷり2015』を放送していました。昔はM-1グランプリをはじめ、こうしたコンテスト番組にも興味があったのですが、最近は見ていてもあまり面白くないので関心が薄れています。今日はたまたまやっていたので見ちゃった、という感じでしたが、やはりずっと見ていてあまり面白くないなぁと感じてしまいました。

 さすがに優勝したじゅんいちダビッドソンの本田ネタは鉄板で安定感抜群でした。他の芸人たちと比べてきちんと出来上がっているので安心して笑っていられます。もうかなり見慣れてしまっているので新鮮な驚きや笑いはありませんでしたが、優勝したのは納得でした。

 問題は他の芸人のネタが本当につまらないものが多かったこと。クスリとも笑えない連中がなぜここまで勝ち上がってこられたのか不思議なほどでした。僕が今の若い芸人の笑いについていけないのかなとも考えましたが、他のお笑い番組では笑えるものは笑えるので、やはりこの「場」がいけないのかなと思います。

 本来ならもっと面白いはずの芸人たちを萎縮させてしまっているのか、全く笑えないほどつまらなくしてしまう場を視聴者に提供させることが果たして本当にいいことなのか?M-1の初期の頃なら、そのコンテスト形式自体に魅力があって、緊張も失敗も含めて番組として新鮮で面白かったのですが、最近はその新鮮さがなくなり、単に緊張したり失敗したりしているだけの番組に成り下がっています。

 優勝した芸人がその後に大して売れるわけではないということが、この手の番組がつまらなくなった象徴です。なんらかの思い切った改革をした方が良いんじゃないかなと思いますけどね。まあ個人的にはそこまでお笑い界に熱意があるわけではないですけど。


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