幹事クリタのコーカイ日誌2015

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1月31日 ● 疾走感のある演奏。

 3月の発表会に向けてサックスの練習に励んでいます。前にも書いたように今回の曲は『星空のディスタンス』。かなりテンポが速くて指が追いつかないのですが、ようやく何とか吹けるようになってきました。ただ単に吹けるのと、きちんと音楽として成り立っているのとは別。5年半もサックスを吹いているのですから単なる「指の運動」で終わらないようにしたいと思っています。

 とは言え、実際にカッコよく吹くのは簡単ではありません。サックスのS先生に指摘されたのは「疾走感があると良いね」ということ。確かに言われてみれば僕の演奏は全然疾走していないように思えます。「田舎のおんぼろバスがガタピシ走っている感」しかありません。ところがじゃあどうすれば良いのか、どう吹けば疾走感が出てくるのかが、いまひとつわかりません。

 ピアノのMちゃん先生や、ベースのT先生にも雑談している時に話したのですが、先生たちも演奏を聴いていもいないのにアドバイスができるわけもなく、結局あれこれ考えたのですが「練習をたくさんして迷わずに吹く」というくらいのことしか思いつきませんでした。

 で、S先生に改めて聞いたところ「8分音符でためすぎ」「スイングみたい」ということを言われました。ロックではなくジャズっぽい演奏になっているそうなのです。言われてみれば思い当たる節はあります。最近ずっとそういう曲ばかり演奏していたので、何となく少しためた感じで演奏するのが癖になっているような気がしました。ロックはビートにきちんと乗っていかないと、と言われて、ああそうかぁ、それが疾走感のなさになっちゃうのかぁと理解できました。

 問題はそういう妙な癖を無意識にやっているので、簡単に直るのかどうかわからないこと。なにせ無意識でやっていると自分では良いような気がしちゃうんですよね。あと1ヶ月ちょっとしかないので、頑張ってロックな人にならないと。


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