今年の年賀状もほぼ来るべき人からは来たなという時期になりました。まだこれからもパラパラと届くかも知れませんが、そう多くはないことでしょう。年賀状は毎年毎年減らそうと思いながら、結局先方から来たら返事を送るので、例年通りの枚数になってしまいます。なので、今年は最初から来そうな人には全部送っておいたら、１枚も返事を出す必要がありませんでした。これはこれで気楽で良いです。

　年賀状を減らしたいと思ったのは、経済的理由と手間がかかって面倒くさいということがありましたが、年間52円のコストで消息を確かめられて長年の人間関係を維持できるのなら、かなり安いと思いますし、パソコンソフトを駆使すればあまり手間もかからずに年賀状が作れるので、減らす理由が希薄になってきました。

　もちろん、積極的に関係を断ちたいと思っている相手なら出す必要もないのですが、そういう相手はすでにほぼ淘汰されてしまっているので、これからもゆるゆると続けていこうかなと考えています。

　ところで一時期話題になった子どもの写真の年賀状。ネットであれだけネガティブに言われても、相変わらずたくさん送られてきます。確かに僕も本人とは友達だけど、知らない子どもにはあまり興味がないなと感じるのですが、だからと言って腹立たしく思ったりはしません。あー、随分と大きくなったんだなと思うくらいです。

　ただ、できたら本人の写真なり、最近の消息なりを教えてくれた方が嬉しいことは間違いありません。それと住所だけではなくメールアドレスを書き添えてくれたら助かるんですけど。「今年は会いたいですね」なんて書いてあっても、わざわざ手紙を出して会う約束をするほどの熱意はありません。本当に久しぶりに会ってみたいなと思う相手も結構いるんですが。

　僕は必ずメールアドレスも添えてあるので、向こうからメール送ってくれたら助かるんだけどなぁ。何十年も「会いたいね」と書きながら、結局会わずに死んじゃったりする予感がします。