幹事クリタのコーカイ日誌2014

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12月31日 ● 紅白歌合戦あれこれ。

 紅白歌合戦は今年も白組の勝利に終わりました。今年の紅白は中島みゆきに松田聖子、薬師丸ひろ子、中森明菜と我々の世代には嬉しい女性歌手が勢揃いしたので、今年こそは紅組が勝つのではないかと思ってみていましたが、終わってみれば相変わらず白の圧勝。これだけ紅白のバランスが崩れているのは番組的にいかがなものかと思います。白組がジャニーズの力で勝ち続けているのなら、紅組はもっとAKB48の力を利用して「ヲタ」パワー全開にしないとダメかも。それが一般視聴者にどう受け取られるのかはともかく。

 個人的には先ほども書いたように80年代アーティストが続々と出てきて楽しい紅白でした。サザンも長渕も出たし。できたらあれだけジャニーズが出たのですから、マッチや少年隊も出したらどうかとか、薬師丸だけじゃなくキョンキョンも今年も出て欲しかったとか思いますが、それもまたシニア層や若年層にしたら面白くないものになってしまうでしょう。そもそも今年だって聖子や明菜が出てきても若者にとっては全然ピンとはこなかったでしょうし。

 少し俯瞰して見ると、ちょっとNHKの内輪受けや自局推しが強すぎる気がしました。特に朝ドラをやたらと取り上げていましたが、昨年の「あまちゃん」は社会的現象になるほどの影響力があったから良かったのであって、今年も同じようにやっても白けるばかりです。またいくら今年のヒット曲が少ないからと言っても、古い曲の比率が高すぎます。しかもクリス・ハートに「糸」を歌わせるのなら、ご本人に「麦の歌」と2曲歌ってもらえば良いことではないでしょうか?

 吉高由里子の司会は予想通りのグダグダな出来でしたが、もう適性のない若手女優に司会をやらせるのもやめたらどうでしょう?このままでは来年も井上真央あたりに司会が回ってくる気配がしますが、相手が嵐なら高橋みなみか指原梨乃にやらせた方が絶対に面白いし、きちんと進行できます。

 なお、僕が考える今年の紅白のMVPは中島みゆき、敢闘賞はTOKIO、特別賞は神田さやかです。期待した明菜は喋りが友近の物真似にそっくりだったことは評価します。


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