幹事クリタのコーカイ日誌2014

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11月6日 ● シニア球団ドラゴンズ。

 プロ野球もオフシーズンに入り、来季のための補強や契約更改が各チームとも進んでいます。我がドラゴンズは堂上兄や中田ぶーちゃんなどを戦力外通告しましたが、名球会入りしたり、目前の大ベテランたちは揃って来季も残るようで、史上空前の大ベテランチームが完成しつつあります。まあ若返りばかりがチーム作りではないということでしょう。高齢化社会に合わせて「シニアに優しい」球団というのも悪くはありません。うーん、本当か?

 まず投げれば記録の山本昌。いよいよ来年は50歳のシーズンですが、現状維持でサインしたそうです。今季は3試合しか登板していませんが1勝を上げて最年長勝利記録を達成。来季は先発ローテ入りを目指すと言ってますが、反面「9割方引退」とも言っていて、本当にいよいよ最後のシーズンになる可能性が高まっています。50歳で勝利投手の記録を作れば確かにそれが花道になりますから、もう満足して引退できることでしょう。

 名球会入りしている選手としては岩瀬、谷繁、小笠原もいます。岩瀬は大幅ダウンながらまだ3億円の年俸。今季は8月から故障で投げられず入団以来続けてきた50試合登板は途切れましたが、それでも通算400セーブの大台はクリア。最近は顔と投球術だけで抑えてきましたが、まだ来季通用するのでしょうか?谷繁も監督兼任の激務で出場試合が激減。目指している野村の通算試合を超えることができませんでしたから、来季は選手としてはそれだけが目標になるのでしょうか?小笠原は代打の切り札としてならまだ来季もやれるでしょう。むしろ先発出場を目指すくらいの意気込みを見たいものです。

 そして名球会入り目前の和田。昨年はそこそこ良い感じできていたのに、死球による骨折でシーズン後半を棒に振りました。残り15本となった2000本安打は難なくクリアすることでしょうが、それよりも強いドラゴンズ復活のためにも主軸として打ちまくって欲しいものです。あとは野手では森野と荒木、投手では川上ですが、森野と荒木は一時の不振を脱したシーズンだったので年俸も微増したし、来季は完全復活を期待しています。川上には多くは望めませんが、山本昌と同じ4000万円なんだから、谷間に登板して4〜5勝くらいしてくれないかなぁ。大ベテランたちのシニア球団らしい渋い活躍を見たいです。


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