幹事クリタのコーカイ日誌2014

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10月26日 ● 我慢して頑張る限界。

 ずっとここで書いていますが、今年7月初旬に風邪をひき、その風邪が治りかけた頃に尿路結石。そのまま水腎症になったのでBJカテーテル挿入、8月には体外衝撃波による砕石手術。その後も体内に残っている結石とカテーテルのせいでずっと疲れやすいし、微熱はあるし、痛みはあるしで、4ヶ月近く体調不良が続いています。

 50年以上にわたる人生で、これだけ長期間体調が悪いというのはほぼ初めての経験です。強いて言えば、小学校1年の秋に左腕を骨折して治るまでに3ヶ月かかりましたし、新入社員の時にも原付でこけて大怪我をして半年まともに歩けませんでしたが、今回の不調はそれ以来かも。もちろん骨折も足の怪我も大変でしたが、6歳の子どもと22歳の新人と53歳の大人では、世界の広さと関わり方の多様さと責任感がまったく違います。あれやこれやと多くの人と関わりながら生きている以上、体調不良だからと言って全てキャンセルできるわけでもありません。痛みを我慢して頑張っていることが大半です。

 この4ヶ月はほとんど我慢できる程度、頑張れる程度の不調さだったので、それで余計にメンタルを削られています。本当に重症で倒れて動けないのなら自分も周りも諦めがつくのですが、だるい、痛い、熱っぽい、疲れやすいというだけで、我慢して頑張れば何とか仕事もテニスも演奏も交友もこなせます。自分でも何とかできるとわかっているから、休んだりキャンセルするのは申し訳なくて、結果としてずっと我慢して頑張ることになります。でもそれだけ体力を補う気力が必要なので、これは本当にメンタルに負荷がかかります。

 他人の体調がどれだけ悪いかとか、辛いかとか、無理しているかということは、結局本人以外には伝わらないし理解されません。歩いているだけで痛いのですから、テニスしたらもちろん痛いのですが、それをプレイ中にずっと痛い痛いと言っていたら一緒にやっている人も気分が悪いでしょうから、最小限にとどめます。仕事の時だってそれは一緒です。挙句にそうやって頑張った割りには評価されなかったり、むしろ「もっと頑張れるんじゃないの?」とか、逆に安易に「やらなければいいじゃん」と言われたりすると、めちゃくちゃヘコみます。

 と言うことで、そろそろ自分でも頑張ることができる精神的な限界が近づいてきているのがわかります。愚痴が多くなっているし、周りにもつい痛いと言ってしまいます。とっても人に優しくしてもらいたがっていて、我ながら気持ち悪いです。いい年をして人にあまり甘えるものではないですから。早く結石が出てカテーテルが抜ければ良いのですが。


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