幹事クリタのコーカイ日誌2014

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10月24日 ● 今年のドラフト会議。

 今年のプロ野球ドラフト会議が終わりました。注目の2人、早大の有原航平は4球団競合で日本ハム、済美の安楽智大は2球団競合で楽天が獲得しました。この2球団はここのところずっとドラフトでのくじ運が強く、楽天はこれで3年連続でくじで勝ちました。日本ハムはこれまでも1位でダルビッシュ、中田、斉藤、大谷と話題の有望新人を次々と獲得しています。特に日本ハムはかつて菅野を指名するなど、そのハイリスクを恐れない果敢なドラフト戦略には注目すべきものがあります。

 逆に中日はいつも単独指名狙いではないかと思うほど消極的で、競合を避けてきた印象です。今年もまた単独指名。まあたまに競合しても大抵負けているのでこれも仕方ないことなのかも知れません。今年は即戦力狙いで1位の野村亮介をはじめ9人全員が大学か社会人と極端でした。高校生を指名している余裕はないのでしょう。逆にパの王者ソフトバンクは5人中4人が高校生と投打の層の厚さから余裕を見せつけています。巨人は1位で高校ナンバー1スラッガーの智弁学園・岡本和真を単独指名しました。こちらも層が厚いだけに本当に将来性が高い有力な選手だけしかいらないのでしょう。

 他に京大から初のプロ野球選手なるかと話題だった田中英祐はロッテが2位指名しました。これまで東大からは5人もプロになりましたが、ほぼ成功はしていません。かつて中日で活躍した井出が辛うじて「飯が食えた」程度ですが、果たして田中はどこまで活躍できるのか注目です。また阪神は有原を1位で外し、さらに外れ1位でも亜大の山崎康晃をDeNAに取られてしまいました。もっとも外れ1位の方がプロ入り後に活躍した例はいくらでもあります。有原を外した広島が1位指名した中部学院大・野間峻祥も東海地区では注目の選手です。広島らしいスピードのある選手だけに楽しみです。


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