幹事クリタのコーカイ日誌2014

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10月7日 ● 音楽関係の女性は結婚が早い?

 環境が違えば常識も変わります。社会人と学生と主婦ではかなり感覚にずれがあるし、社会人と言っても自営業とサラリーマンでもかなり違うし、サラリーマンでも業種によって差があります。地位や学歴や収入によっても違うし、もちろん男女の差、世代の差もあって、「均質性が特徴の同じ日本人」だと思っていたら、意外な差に面食らうことも多々あります。

 この5年ばかり、僕はこれまであまり付き合いのなかった「音楽関係」の人との付き合いがかなり増えてきました。同じ芸術系でも「美術関係」方面の人は、広告制作という仕事柄たくさん付き合いがあります。これまで付き合いの多かった「スポーツ関係」と「芸術関係」ではかなり気質に差があるなとは感じていましたが、同じ芸術系でも「美術」と「音楽」ではかなり違うことも徐々に理解できるようになってきました。

 特に趣味で絵を描いているとか楽器を演奏しているとかではなく、専門教育を学生時代からきちんと受けて、それをそのまま仕事としている人の場合が差がはっきり感じられます。こだわりが強く時として偏屈で協調性がない自由人の美術系に対して、音楽系の人は概して人当たりが柔らかく、どちらかというと自己主張もそれほど強くありません。多分ハーモニーを重んじるのでしょう。面白いのは美術系で、癒されるのは音楽系です。もちろん個人差はありますから、あくまでも大まかな傾向としてですけど。こういう話で例外を言い出したらキリがありませんから。特にその世界でトップに行くような人は別枠で。

 だから美大出身の女性と音大出身の女性では、音大出身の方が結婚が早いように感じます。見た目も個性的で男受けしない美術系よりは、清楚なお嬢様風の音楽系の方がモテに関して有利なのは間違いないでしょう。絵の具で汚れている美術系と、ドレスで演奏をする音楽系では男受けの面では勝負になりません。

 そのせいかどうか、この5年で知り合った音楽関係のお嬢様方が次々と結婚していきます。みな20代です。広告関係のお嬢様方が30代後半になっても相変わらず元気で独身なのを長年見ていますから、いまどき20代の若さでどんどん結婚していく様子に違和感すら感じます。僕たち世代が若い頃には「女はクリスマスケーキ(25過ぎたら売れ残り)」という言葉がありましたが、音大出身の女性には未だにそういう感覚が残っているのかなと思うほどです。ちなみに僕のピアノのMちゃん先生は「わたしは当分居座るつもり」と頼もしいことを言っていますので、ぜひ電撃結婚などしないように願いたいものです。


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