幹事クリタのコーカイ日誌2014

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9月24日 ● ドラ不振の戦犯は?

 ようやく調子が上がってきた名古屋グランパスに比べて、いよいよどうしようもないくらいに不調の中日ドラゴンズ。今季は落合GM、谷繁監督の新体制で「強竜」復帰かと盛り上がった割には、最初から最後まで冴えないまま残り5試合となってしまいました。

 もちろん、監督が替わっただけですぐに優勝できると思うほど甘く考えてはいませんでしたが、せめてAクラス復帰くらいはできるのではないかと思っていました。これでは昨季までの高木監督を替える必要があったのかと疑問に思います。むしろダメになった部分の方が目立つくらいで、勝てないまでも何か収穫があったのかと考えても思い当たりません。

 とりあえずやって欲しかったのは来季以降に繋がるような補強と若手の成長だったのですが、単にベテラン選手が次々と離脱していっただけで、特に若手が成長したとか新しい選手が出てきたという感じはしません。福谷をはじめ経験の浅い投手はたくさん登板させましたが、これは単に台所事情によるもので、むしろこれまでも繰り返してきた若手投手の登板過多による使い潰しになるのではないかと危惧しています。

 野手陣にも希望の光が見えません。相変わらずベテラン頼りで、期待の若手である高橋周や堂上直は結果を残せませんでした。開幕時には4番を任せた平田も終わってみれば相変わらずの結果ですし、将来のドラゴンズの形がさっぱり見えてきません。広島やDeNAにはこれから楽しみな選手が何人もいるのに、これではどうにもなりません。

 落合もGMになったのに、何ら手も打たずに1年が過ぎてしまいました。白井オーナーの信任が厚いせいか、全く落合を批判する声が聞こえてきませんが、一番ダメだったのはどう考えても無策の落合GMでしょう。やったことと言えば契約更改で大ナタを振るって経費削減したことだけ。補強もせずにファンの期待には何も応えていません。来季に向けてGMが本気で仕事をしないなら、今度こそ何のために呼び戻したのかということになると思います。


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