幹事クリタのコーカイ日誌2014

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9月23日 ● 発表会まで2ヶ月。

 次のサックスとピアノの発表会までいよいよ残り2ヶ月を切りました。ただサックスとピアノでは進捗状況がまるで違います。サックスの「ひこうき雲」は、まだ練習を始めたばかりながら、もうかなり完成度は高くなっています。と言うか、以前の僕ならもう完成と言ってもいいくらいです。練習を始めて1ヶ月弱、単に楽譜通りに吹くだけならさほど問題はないレベルになっています。

 ただこの「楽譜通り」が問題で、どうもその通りに吹いていてもしっくりきません。これは僕の楽譜の読み方が間違っているのかなと疑問に思って、サックスの先生に相談したところ、問題は楽譜の方にありました。詳しいことは昨日のレッスンの模様を先生が自分のブログに書いてくれたので(瀬利優彰「歌謡曲のサックスの譜面」)こちらも読んでいただけるとわかりやすいのですが、要はサックスを楽しむ中級者用に吹きやすくアレンジしてある楽譜なので、ユーミンの絶妙な節回しが再現できていないのです。だから吹いていても自分の知っている「ひこうき雲」じゃないと感じてしっくりこなかったわけです。

 先生と話をして、楽譜を何箇所が変更することにしたら、かなりすっきりしました。後はいかにこの微妙な部分をうまく演奏して、ユーミンっぽく表現できるかというところに心を砕くつもりです。僕の目標は「歌うように、語るように、吹く」ことなので、ここから2ヶ月でそういう表現をできるよにしていこうと考えています。

 順調なサックスに比べて9ヶ月以上も練習しているのに、まだまだ完成にはほど遠いピアノの「エンドロール」ですが、それでも昨日のレッスンではMちゃん先生からちょっと誉めてもらいました。長い間リズムがうまくつかめずに苦労していた部分が、ようやく少しマシになってきたからです。リズムに苦労するのは、まずその部分の指がきちんとできないからで、指に全神経を集中してしまうと、どうしても速いところでリズムに乗りきれないのです。だから歌えばリズムに合わせて歌えるのに、いざピアノに向かうとその通りに演奏ができないということになってしまいます。まず指をきちんと覚えて、それからリズムに合わせるという段階を踏まないとなりません。

 昨日誉められたのは、繰り返し同じところを練習していて、ようやく指が滑らかに動くようになってきたからだと思います。もっともリズムに合わせて本当にきちんと弾けるにはまだ時間がかかるし、あと2ヶ月で本当に曲全体が完成するのかと考えると、かなり不安です。余裕があるサックスに比べて、追い込みをかけないとピアノはかなりヤバイぞと焦りを感じています。まあサックスも両方ヤバかった去年に比べればまだマシかも知れませんが。


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