幹事クリタのコーカイ日誌2014

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9月4日 ● 全米準々決勝の予想。

 全米オープンもベスト8が出揃いました。ただ全米の辛いところは、時差の関係でこうしてブログを書いている間にも試合がどんどん進行していくということです。今日のお昼頃には結果が出てしまっているので、ちょっと書きづらいところはあるのですが、一番盛り上がる準々決勝ですからその前に予想をいろいろ書いておこうと思います。

 男子シングルスは多少の波乱はありましたが、実力者が揃ったと思います。ジョコビッチ(1)vsマレー(8)、バブリンカ(3)vs錦織(10)、ベルディヒ(6)vsチリッチ(14)、フェデラー(2)vsモンフィス(20)。注目はもちろんジョコビッチとマレーの対決です。マレーがシード順を落としてしまったために準々決勝でぶつかることになってしまいましたが、ツォンガをストレートで下してきただけに調子は悪くなさそう。ジョコビッチにとっては大きな関門となりました。

 フェデラーのいるボトムハーフはフェレールとディミトロフという上位シードの2人が負けたせいで、フェデラーにしてみれば少し楽になりました。もちろん勝ち上がってきている選手はいずれも過去に実績もあるし一発もある怖い選手たちではありますが、今のフェデラーなら死角はないと思います。準決勝の組み合わせはジョコビッチvs錦織、ベルディフvsフェデラーとなりそうです。錦織に関してはそうなって欲しいという願望込みですが。

 ちなみに今大会前は期待されていた4強を脅かす次世代の若手選手たちですが、結局ベスト8まで勝ち残ったのは錦織だけでした。錦織に負けたラオニッチはともかく、他の選手は少々残念。シードを守れなかったディミトロフ、グルビスはもう一歩。グルビスに勝ったティエムが4回戦までいきベルディフに負けましたが、これはよくやったと思います。注目の10代のキルギオスは3回戦負けなのでまあまあでしょうか。ヤノビッツとクリザンは2回戦負けです。相手はロブレドとベルディフだから負けても当たり前ではありますが、若手は全体にまだ世代交代前夜、夜明けは来年以降かなという雰囲気です。

 ちなみに女子はセレナ以外はボロボロに上位陣が負けているので、このままセレナが優勝するかなという感じです。対抗できそうなのは復活してきたアザレンカくらい。準決勝の2人の対決が事実上の決勝戦になるかも。なお女子ダブルスでクルム伊達公子がベスト8まで勝ち上がっています。上位ペアにも勝って波に乗っているだけに、もしかしたらがあるかも知れません。


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