幹事クリタのコーカイ日誌2014

[ 前日翌日最新今月 ]

8月25日 ● いよいよ全米オープン開幕。

 グランドスラム最後の大会、全米オープンがいよいよ始まります。日本の期待はもちろん錦織圭。今回は第10シード。強敵は4回戦で当たる予定のライバル、ラオニッチ。今年錦織はランキングを上げてきましたが、ラオニッチはそれ以上の成長を見せて、なんと第5シードです。ウィンブルドンでは負けましたが、全米ではぜひその雪辱を果たしてほしいところです。

 ただ問題は例によって錦織の体調。足の親指の故障で手術をした回復がまだ途中ということで、当日までどの程度動けるのか、試合ができるのかもわからないようです。万全のコンディションなら4強さえ倒せるほどの実力を身につけてきた錦織ですが、最大の敵はラオニッチでも4強でもなく故障のようです。

 他にも、伊藤竜馬、ダニエル太郎、西岡良仁の3人が予選を突破してきました。日本男子のレベルアップが進んでいる証拠です。できたら1つでも2つでも勝って、錦織に続くワールドクラスの選手が出てくるのを期待したいところです。ちなみに日本女子では奈良くるみ、土居美咲、クルム伊達公子の3人がストレートインしましたが、とりわけ奈良が第31シードと初めてシードがついたことが注目です。奈良がシードを守れるかどうかも注目です。また43歳の伊達は34歳のヴィーナスと初戦で対戦します。年長選手ナンバー1と2のベテラン同士の対決は世界的話題になっているようです。

 優勝争いですが、男子はジョコビッチとフェデラーの決勝となる可能性が高いと思います。ナダルが欠場していて、マレーの調子が上がらないので、第3シードにバブリンカ、第4シードがフェレールですが、今のジョコビッチとフェデラーなら一蹴してしまうだろうと思います。むしろ2人に立ちふさがるかも知れないのは期待の若手。ジョコビッチは準々決勝でマレーを下せば、準決勝ではラオニッチと錦織の勝者かバブリンカが相手になります。フェデラーは準々決勝で「ベイビーフェデラー」と言われるディミトロフが相手です。フェデラーのボトムハーフはディミトロフ以外にグルビスもいますし目が離せません。

 もっとも全米はもっとも日本では見るのに辛い時間帯です。あまりたくさんの試合は放送を見られないかなと思っていますが、ネットの発達で結果はすぐにわかりますから、それを楽しみに2週間過ごそうと考えています。


gooブログでも読めます「幹事クリタのコーカイブログ」

テニス好きなら「幹事クリタのテニス日誌」