幹事クリタのコーカイ日誌2014

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8月20日 ● 22年ぶりの入院生活。

 本日午前中に無事に退院をしました。ご心配をいただいた皆さん、本当にありがとうございました。手術が成功したかどうかは今後の様子を見なければわかりませんが、これからは普通に、なんの制限もなく生活できます。ちょっと頻尿気味なのは少々困っていますけど。

 前回、同じ症状で同じ病院に入院したのは22年前の冬でした。22年という歳月は入院生活も大きく変わるには十分な時間であり、とても前回と同じ繰り返しとは思えませんでした。まず手術用の体外衝撃波の機械が変わっていました。最新鋭機は恐らく成功率が格段に上がっているのでしょう。本当にピンポイントで当ててくるし、体の奥の深いところに衝撃がありました。時間も短くなっていました。また手術後の体への負担も少ないようで、手術後が楽なのにも驚きました。前回は入院5日目で飽き飽きして無理に退院させてもらいましたが、今回は2泊3日で済んだのも機械が新しくなったせいでしょう。

 病室も前回は6人部屋だったのが4人部屋になっていて、ひとり当たりのプライベート空間が広くゆったりしていました。全員が部屋の一隅を占有しているので落ち着き具合が随分と違います。もちろん設備も新しくてキレイで便利だし、携帯の電波もしっかり入るし、前回に比べて本当に居心地が良くて、ゆっくりと過ごせました。

 ただベッドの寝心地の悪さはあまり変わっていませんでした。電動でベッドが動いて頭を上げたり足を上げたりベッドの高さを変えたりできるのはとても便利なのですが、狭くて硬いのは変わっていません。寝ていると腰が痛くなってきて、2泊ですっかり体が悲鳴を上げてしまいました。しかも同室の人数は減っても大部屋は大部屋。いろいろな人がいて、神経質な僕は気になって寝付けなかったのは前回と一緒。特に泌尿器科の入院患者はほぼ高齢者なので個性的過ぎます。やはりお金を払っても個室がいいなと思いました。

 入院中の暇つぶしも、22年前はテレビを見るくらいしかできず、ずっと開催中のアルベールビル冬季五輪を見ていましたが、今回はテレビはそこそこにして、スマホが大活躍。Youtubeを見たり、facebookに投稿したり、メールやLINEで友人とやり取りしたり。前回、外部との連絡は病院内の公衆電話にテレカを入れて話すのが唯一の手段だったことを思うと、本当に今は別次元です。お陰で高校時代の友人が病院に通院していて、ついでに僕のところにも顔を出してくれたりということもありました。

 食事は美味しくなっていました。薄味でローカロリーの割りにちゃんと味がするので大したものです。これで後は石が砕けて出てくるかどうかだけ。もし出てこないと、3ヶ月後くらいにまた手術だそうです。いくら入院生活が便利になったとは言え、さすがにもうイヤだなと思っています。


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