幹事クリタのコーカイ日誌2014

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8月17日 ● 手術前、最後のテニス。

 昨日の天気予報は最悪でした。1週間前の予報では降水確率50%くらいだったのが、近づくにつれて確率が上がり、前日には80%に。しかもテニスを予定している午後遅くから夜にかけてが雨という予報。これはまずい。先週のテニスも台風で潰れたのに(今年は1月以来2度目の中止)、まさか「晴れサークル」が2週連続で中止に追い込まれるのか?そんなことになれば2011年10月以来3年ぶりの珍事です。

 午後からどんどん雲が広がり、雷の音まで聞こえてくる中、モリコロパークに向かいます。まだ名古屋市内では晴れていたのに、長久手に近づくにつれて雲が厚くなり、とうとう途中から降りだしてしまいました。サークルの仲間からの連絡では岐阜方面は大雨で家を出るのさえ憚られるほどとか。三重の方でもかなり強く降っているらしいし、長久手が豪雨に見舞われるのも時間の問題かもと覚悟します。せめて2時間くらいでもテニスできたらいいけど。

 ところが僕がモリコロパークの駐車場にクルマを止めた瞬間、雨が上がりました。そして受付でコート代を払い、テニスを始めたら徐々に日が差してくるではありませんか。なんという強運、「晴れサークル」パワーは相変わらず健在です。途中から慌てて日焼け止めを塗り、帽子をかぶったほど、強い夏の日差しが戻ってきました。今日は油断して日焼け防止の長袖もタイツも着ていないのに。

 しかし天気は移ろいやすいもの。しばらくするとまた黒い雲が流れてきました。雷が北の空で鳴り始め、時には雲の中で光っています。先日練習試合中に雷に打たれてしまった不運な高校球児のことを思い出します。僕がサービスを打とうとラケットを振り上げた瞬間に雷に打たれたら一巻の終わりです。まだ人生でやりたいことはたくさんあるのに、ここで死ぬわけにはいかないし、と言ったら、ペアに「落ちませんよ」と笑われてしまいました。

 実際、そんな心配は無用でした。いつの間にか黒い雲は離れていき、また雲の切れ間から青空が覗いています。そのまま暗くなるまで雨は降らず、しかも気温も上がらなかったので、終わってみれば真夏とは思えないほど快適でした。少々蒸し暑かったことと、腎臓結石のせいで疲れやすくて自重したことを除けば、本当に楽しくテニスができました。

 入院前、最後のテニスをきちんとできたので、これで手術に臨む覚悟ができました。二度と目覚めなくても悔いはありません、って、衝撃波による腎臓結石の破砕手術はそもそも麻酔をかけないのでずっと起きてますけどね。死んだ人はきっといないだろうな。


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