幹事クリタのコーカイ日誌2014

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8月4日 ● 好きな女の子にクルマの希望を言われたら。

 ある年代以上の男性はかなりの確率でクルマ好きだと言ってもいいでしょう。もちろん中には単なる移動の道具と割り切って考えている人もいますが、アラフォー以上の男が集まってクルマの話をするのは、結構鉄板ネタです。特に誰かがクルマを買い換えたいなんて話になると、寄ってたかって自分の「推しカー」を言い合ったりするものです。

 女性はさすがに男どもほどクルマの話に乗ってきませんが、それでもアラフォー以上の女性なら「乗りたいクルマ」もしくは「乗せてほしいクルマ」について意見のひとつも持っていることが多いです。それだけアラフォー、アラフィフ世代は若い頃からクルマに夢を持っていた世代だということでしょう。最近の若者のクルマに対する「熱」の低さを見るにつけ、かなりの世代格差を感じます。

 クルマを買う時に考えるのは「自分が乗りたいか」も大事ですが、「人にどう見られるか」、そして「いつも同乗する人が喜びそうか」ということも大切です。クルマはある世代から上の人間にとっては自己表現でもあり、コミュニケーションツールでもありますから、単純に自分が好きかどうかだけではなかなか選べなくなってくるのです。特に相手が彼女だったりすると、彼女の意見は無視できません。逆に言えば、好きな女の子に「あのクルマの助手席に乗りたい」と言われたら、頑張って買うというのも目標であり楽しみでもあります。

 うちのサークルのアラフォー独身の某氏はもうすぐ今のクルマが9年目の車検なので、以前から買い替えを検討しています。その話をサークルでしたところ、自分が好意を持っている女性から「わたし赤いイタリア車が好き」と言われて困惑しています。僕ならすぐさまディーラーに行ってアルファロメオを契約してくるか、もしくは彼女を誘って一緒にデートがてらクルマを見に行くのですが、お金がある割には堅実な彼は、自分が買いたいクルマはもっと低予算で地味で壊れにくい国産車だったからです。

 好きな女の子が乗せてもらいたいクルマを言うということは、それを買ってくればかなりの確率で助手席に座ってドライブしてくれるということなのに、そこで躊躇する理由がわかりません。逆にイタ車と言われたのに地味な安い国産車なんて買ってきたら、彼女は「ああ、自分に対する気持ちなんてその程度のものか」と、どうしても思ってしまうことでしょう。口説ける可能性なんてほぼゼロです。せっかくのアピールタイムなんだから、さっさと買っちゃいなよ、と昨日もみんなで背中を押したのですが、果たしてどうすることやら。


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