幹事クリタのコーカイ日誌2014

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7月14日 ● パワーとスピードと回転の狭間で。

 昨日の山本麻友美プロとのテニスは、いつもにも増してガシガシとやりました。なかなか手ごたえがあるメンバーが揃っていて最年長でフィジカル的に厳しい僕としては楽しい反面、病み上がりの体でついていくのはとても大変で、夜になって腰が痛くて参っています。

 プロとのテニスに初参加のK藤くんはまだ28歳でオール中大というキャリアの持ち主。若いだけにパワーがあって、特にスピンサーブは頭の上まで跳ね上がってきますからリターンするのが大変です。山本プロですら苦労していて、まして片手バックハンドのプレーヤーではロブを上げるのがやっとでした。あんなに跳ねるサービスを打つには相当強い背筋が必要ですし、真似したらオジサンは一発で腰をやられてしまいます。

 久しぶりに参加したO田くんは大学体育会テニス部主将だっただけあって、相変わらずスピードと反応だけは素晴らしく、とにかくポーチに出るのも早いし、スピードのあるボールに対するカウンターショットも巧み。まだ30代前半の若さだけにスピードも目も衰えていません。ちょっと練習不足なのでミスは多いものの、50代にはとてもあの速さは真似できないし、あんなスピードで動いたら目がついていけません。そもそも止まれなくて怪我します。

 40代前半のOくんは回転が命のテニスです。ぐりぐりにかけたトップスピンは慣れるまで目がついていきません。かなりの落差でストンと落ちてくるのでボレーしづらいのです。うまくはまっている時はひたすらぐりぐりを打たれてやられてしまいます。昨日は慣れない若手2人のパワーとスピードに戸惑っていましたが、まだまだ体力でも負けていません。OくんのサービスはK藤くんに負けない威力があります。あれだけ肩を回そうとしたら僕なんか肩を痛めること間違いなしです。

 そしてパワーもスピードも回転もある上に、テクニック抜群の山本プロ。こんな強力なメンバーの中に遊びテニス一筋30年余の50代オヤジが混じるのは狼の群れの中に子羊が入っているようなものです。ただ幸いなことに昨日はやられ放題というわけでもなく、どんな組み合わせになっても取ったり取られたりでずっと競っていました。僕のサービスもそこそこキープできていたし、自分でも「よくやっているな」と感心してしまうくらいでした。山本プロとテニスを始めて4年余り。プロに対抗するための手段をいろいろ考えているうちに、どんなに強い人とテニスしても「なんとかしてみよう」という意識がもてるようになったお陰かなと思います。まあなんともならない場合も多いですけど。


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