幹事クリタのコーカイ日誌2014

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7月5日 ● ウィンブルドンも決勝へ。

 2日続けて13時間以上寝て回復に努めています。風邪を引いてこれだけ全力で治そうとしたのは生まれて初めてかも。よりによって発表会の直前に喉の風邪を引いて咳き込むなんて最悪です。

 そのせいで楽しみにしていたウィンブルドン準決勝もほとんど見られませんでした。「ビッグ4」対「ニューカマー」という構図になった準決勝。ジョコビッチとディミトロフは接戦の末にジョコビッチ、フェデラー対ラオニッチはフェデラーが円熟の技を見せてストレートでフェデラーでした。まだ23歳のディミトロフとラオニッチは今回いよいよ次世代エースへののろしを上げた形になりましたから、いよいよ全米以降での攻勢が楽しみです。

 決勝は第1シードのジョコビッチと第4シードのフェデラーの対決になりました。いまや総合力ではナンバー1と言っていいジョコビッチですが、どちらかと言えば得意はハードコートですし、今大会も芝に足を取られて転倒するシーンが目立ちます。それに比べて芝の王者フェデラーの安定感はここまでずば抜けています。苦戦したのは準々決勝のバブリンカ戦だけですし、それもバブリンカが手がつけられなかった1セット目だけ。後はずっと安定したプレーを続けていて、特にサービスゲームをブレイクされたのはバブリンカに1セットを奪われた時一度きりです。

 ここまでの勝ち上がりを考えても、芝での実績を考えても、両者の対戦成績を考えてもフェデラーが優位だと思いますが、ジョコビッチの怖いところは、そういう過去のデータをいとも軽々と覆すメンタルの強さ。逆にフェデラーは全盛期と違って、近年はいきなり歯車が狂ってしまうような不調振りを見せることがあるので、なんともわかりません。とにかく楽しみな決勝になることだけは確かです。


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