幹事クリタのコーカイ日誌2014 |
7月3日 ● ニュー・ニューボール、プリーズ。 サッカーだけでも大変だったのに、ウィンブルドンが佳境に入ってきてもう連日絶賛寝不足中です。男女とも準々決勝なんて一番面白いところだし、これを見るためにWOWOWに入っているんだから見逃せないし、でも本当に最近は寝不足はきついんだよねぇ。年は取りたくないものですが、仕方ありません。 今年のウィンブルドンは男女ともに下克上の様相を呈しています。女子は少し前からそうでした。今年に入ってから特に長年覇権を維持してきたウィリアムズ姉妹をはじめとするベテラン勢の衰えが顕著になり、それにつけこむようにハレプやプシャールなど若い選手たちがどんどんと押し上げてきています。後は誰が新しい女王の座をつかむかというところ。 男子は今まさに下克上がこのウィンブルドンで始まったところです。これまで長年にわたって君臨してきた4強をひきずりおろすべく、昨日も書いた「次世代エース」たちが激しく4強に挑んでいます。マレーを倒したディミトロフも、もちろんその1人ですが、ナダルを倒した19歳の新星、オーストラリアのキルギス(もしくはキルギオス)がこれで一躍注目を集めました。日本での呼称がまだ固まっていないあたりがいかにも新星らしいですが、まだ144位。これから一気にランキングを駆け上がってきそうです。 かつてフェデラーやロディック、ヒューイット、サフィンら「ニューボール」世代が出てきた時にもワクワクしましたが、あれから10年余、ようやく世代交代が本格化しそうです。錦織も取り残されるわけにはいかないので、きっとガンガンいくことでしょう。楽しみです。 |