幹事クリタのコーカイ日誌2014

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6月25日 ● ロンドンからブラジルへ。

 忙しく寝る暇もない一晩でした。昨夜、家に帰ったらすでに始まっていた錦織の試合。相手はサウスポーの長身ビッグサーバー、ケニー・デシャプール・芝のコートでは強敵です。サービス以外では錦織が負ける要素がないのですが、なかなかブレイクができません。となると、錦織もサービスゲームでミスができないという重圧がかかります。しかし、錦織はさすがに落ち着いていました。少ないチャンスを確実にものにし、体力ロスを少なくして6-4,7-6(5),7-5でストレート勝ち。苦労はしましたが危なげはなかったというところでした。

 続いてグランドスラム初出場の杉田が登場。相手は芝が得意のベテラン、フェリシアーノ・ロペス。シード選手だけにとても対抗できないだろうと思ってみていたら、意外なほど杉田が好調で健闘します。なんと3セットともお互いに譲らず全てタイブレークに突入しました。しかしそうなると経験にまさるロペスが強く、どのタイブレークも杉田にチャンスがあれながら取らせてもらえません。ストレート負けは仕方ないところですが、大健闘だったと思います。

 杉田の試合が終わって寝たのは2時過ぎ。そして3時間後には起きて日本対コロンビア戦。日本は過去2試合の反省を生かしたのか、最初から積極的にプレスをかけていきます。これまでよりははるかに動きが良く攻めていますが、不用意なタックルからPKを献上。先制されてしまいました。このコロンビア戦に勝ってコートジボワールが負けることが決勝トーナメント進出への条件なのに、強敵に先制されてしまっては苦しい、と思って見ていたら、前半終了直前に岡崎の得意のヘッディングで同点ゴール。良い形で追いつきました。

 同時に行われているギリシャとコートジボワールの試合はギリシャがリード。これは後半とにかく点を取って勝つしかないと大いに盛り上がったのですが、観戦はここがピーク。逆に後半は完全にコロンビアのペース。攻めてはカウンターで返されて、結局終わってみれば1-4と惨敗。8年前のドイツ大会とほとんど同じことになってしまいました。寝不足の早朝にきつい結果でした。


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