幹事クリタのコーカイ日誌2014

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5月29日 ● 中日が波に乗ってきた。

 交流戦に入ってから中日が絶好調です。昨日は今年8戦8勝、投げた試合は全部勝ってきたオリックスの西の連勝を見事に止めました。それも1対0の緊迫した試合。かつての中日が得意としていた接戦をものにしての勝利です。これで今季初の5連勝。交流戦ではロッテに続いて5勝1敗1分の2位。またセ・リーグでは4位と順位は変わらないものの、3位巨人に2.5ゲーム差、首位広島にも5ゲーム差と詰めてきています。

 交流戦に入る直前、ヤクルトに3タテを食らってしまい、このまま交流戦突入では大負けするんじゃないかと心配だったのですが、最初の日ハム戦に負けた後は1引き分けを挟んでの5連勝は立派です。しかも試合内容が接戦続きだけに、いかにも中日らしい試合運びができるようになってきた感じで頼もしく感じます。

 中日が立ち直ったのはもちろん投手陣の復調にあります。先発が大崩れせずに6〜7回まで投げて試合を作り、後は中継ぎが抑えて岩瀬につなぐという形になってきました。岩瀬は交流戦に入る前までわずか4セーブだったのに、交流戦に入ってから7試合で4セーブ。岩瀬にセーブがつくようになったということは、中日らしい試合ができているということです。

 投手陣復調のきっかけになったのは2年目の浜田の好投です。大谷、藤浪と「高校BIG3」と言われながらも昨年は全くいいところがなく終わりました。今年もまだ出てくるのは無理かなと思っていたら、いきなり初先発初完封。そしてここまで3連勝です。浜田に負けじと他の投手陣も奮起したような感じで、どんどんみんな良いピッチングをするようになりました。「浜田効果」は抜群でした。

 そしていよいよ浅尾が1軍に復帰します。以前のような連投はまだ無理かも知れませんが、浅尾が投げるだけでチームの士気は上がります。そしてその後にはエース吉見の復活が待っています。明るい材料が多い中日。このまま交流戦を乗り切ってオールスター前には上位3チームの争いに割って入ってもらいたいものです。


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