幹事クリタのコーカイ日誌2014 |
4月13日 ● facebookの置いてきぼり感。 今週はサークルがいつもの土曜日ではなく日曜日なので、久しぶりに土曜日は引き篭もって家から一歩も出ませんでした。大半の時間をPCの前かテレビの前で過ごすという典型的な引き篭もりっぷりで、なかなかこれはこれで楽しいというか、休日を満喫した気分になりました。 ただ春爛漫のこの時期、天気が良いのに家に篭っていると、逆に外で華やかに楽しんでいる人たちから置いてきぼりを食った気分にもなります。それを痛感させるのがfacebook。なにせ友人たちがいろいろなことをしていて、それを楽しそうな写真付で投稿してくるのです。それも一人で楽しんでいるのならまだしも、自分も知っている友人たちと一緒に出かけていたりすると、その「置いてきぼり感」はより強烈。facebookの「リア充自慢大会」にあてられて、あれ、自分だけ家で何をしているんだろう?と思わず鬱になりそうです。 そうは言っても、さすがに五十男がそんなことで本気で悩んだりはしないのですが、もしこれが10代や20代だったら真剣にショックを受けてしまうかも知れません。facebookをやりたくないという若い人に聞くと、大抵はそのあたりに原因があるみたいで、お互いのプライベートを「知りたくないし、知られたくもない」らしいのです。その気持ちはわからないでもありません。 もっとも彼らにしたらfacebookなんかよりLINEの方がもっとコミュニケーション上の主要ツールだけに悩みも深いみたいですけどね。僕はLINEは単なるメール代わりと言うか、メールよりも簡単に連絡が取りやすいから使っているだけですが、うちの娘を見ていても思いますが、10代や20代にとってのLINEは便利だから使っているというよりもLINEに縛られている束縛ツールのようで、傍から見ていても大変そうだなと思ってしまいます。 僕たちの青春時代にあったコミュニケーションツールは電話、それも家庭の固定電話くらいで、後は手紙でしたから、本当にのんびりしていたというか、不便な代わりに気楽ではありました。友達がどうしているのかなんて知りようもないのですから、ノビノビと「おひとりさま」を満喫できていました。 デジタルなコミュニケーションツールはビジネス上や、幹事をしていると本当に便利ですが、私生活では簡単につながり過ぎてコミュニケーション過剰だと思わなくもありません。もちろん、最初からLINEがあるようなデジタルネイキッド世代にとっては「何を言ってるんだか」という話ですから、また全然違う感覚を持っているんでしょうけど。 |