幹事クリタのコーカイ日誌2014

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3月12日 ● 相川七瀬のライブ。

 久しぶりに名古屋ブルーノートに行きました。久しぶりと言っても、年に2〜3回は行ってますが。昨夜は相川七瀬。彼女のかつてのヒット曲はどれも好きですし、いつかサックスで吹いてみたいとも思っているので、東京、大阪と回ったツアーのファイナルに名古屋に来るということで楽しみにしていました。いつものように開演30分くらい前に行ったらすごい人で満席。さすがネームバリューがあるアーティストは違います。

 ライブは「桜舞い降りる頃」というツアータイトルに相応しく、新曲の「桜舞い降りる頃、涙色」(これは岡本真夜とのコラボ曲だそうです)を含めて春らしい花の名前がついたバラード曲を中心にしたものでしたが、最後は往年のヒット曲「恋心」「Sweet Emotion」「夢見る少女じゃいられない」を熱唱。やはりこれらの曲は会場も大盛り上がりでした。

 相川七瀬の魅力は何より「声」でした。歌がうまいのはもちろんなのですが、なんともエモーショナルな声で、こういう声質があればこそボーカリストとして成功したのだろうと思います。昨夜カバーを1曲だけ歌いましたが、それが中島みゆきの「糸」でした。この歌は多くの歌手にカバーされている名曲ですが、なかなか中島みゆきのような情感を表現するのが難しいというか、「みゆきのオリジナルの方がいいじゃん」とどうしても思ってしまうのですが、相川は見事に彼女なりの「糸」を歌い上げていました。

 震災から3年という特別な日のライブだったので、相川がしている東北でのボランティア活動の話とあいまって、「糸」が余計に心に染みたということもありましたが、本当に良いパフォーマンスでした。あ、あと、バックバンドが全員女性で(松本あすか(p)、弓木英梨乃(g)、JUNKO(b)、末延麻裕子(vln)、佐藤直子(perc)) 、特にバイオリンの末延がめちゃくちゃスタイルが良くて美人で目をひきました。いや、いいものを見ました。


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