幹事クリタのコーカイ日誌2014

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1月27日 ● 初場所雑感。

 大相撲初場所が終わりました。優勝は白鵬。これで28回目。いよいよ千代の富士の31回、大鵬の32回を射程圏内に捉えた感じがしてきました。もしかしたら年内に到達してしまうかも。それほど他力士との安定感が違います。たまに取りこぼすことがあっても、怪我でもしない限りは3場所に2場所は優勝できそうですから年内に千代の富士に並び、来年大鵬と並ぶかなという気がします。

 対抗と見られていた綱取りの稀勢の里はまさかの負け越しでした。序盤にボロボロと下位に負けてしまい、挙句に怪我をして千秋楽に休場で負け越し。どうなっているのやら。ここまで期待を見事に裏切るのもまた稀勢の里らしいという気がしてくるほどです。来場所は綱取りが一転してカド番です。まさか大関陥落はないと思いますが、怪我の回復具合次第ではピンチかも知れません。

 稀勢の里に代わって頑張ったのが鶴竜。大関昇進後は全く目立たずに存在感ゼロでしたが、今場所はいきなりの大活躍。まさか本割で白鵬を破って決定戦に持ち込むとは思いませんでした。さすがに白鵬が2番続けて負けるはずもなく決定戦では勝ちましたが、鶴竜の突然の覚醒は収穫でした。あとはこれがフロックではないことを願うばかりですが、来場所はまた元の地味な大関に戻ってしまう可能性も高そうな気がします。

 そして期待の星の遠藤は見事に11勝を上げました。髷も結えないのに来場所は上位に挑戦です。日本人力士の優勝と横綱に期待するのは稀勢の里よりも遠藤かもと思ってしまいます。なにより良いのは遠藤には華があります。土俵を沸かせることができる貴重なスター性のある力士だけに、このまま順調に出世していってほしいものです。そしてそろそろ地位に相応しい四股名をつけた方が良いでしょう。本来なら新入幕の時につけるべきでした。故郷七尾の横綱「輪島」ならまだしも「遠藤」はいくら何でも幕内の力士としてはどうなのと思いますから。


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