幹事クリタのコーカイ日誌2014

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1月15日 ● 『軍師官兵衛』と身長。

 NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』が第2回まで終わりました。初回は子役時代で時代背景の説明回として、2回目で早くも岡田官兵衛が登場して、早速初陣でちょっとその後の軍師らしいエピソードを披露してみせました。さらには岡田の得意のアクションシーンもこなして、しばらくは颯爽とした青年時代の官兵衛が描かれるのでしょう。

 ここまでは可もなく不可もなく、淡々と進行しています。相変わらず最近の大河らしく誰が喜ぶのかわからないベタベタな恋愛エピソードを差し挟んだりもしていますが、姫路での官兵衛の成長と並行して尾張の織田家の様子も描いて、いつかこの両者が交わるのを予感させながら物語は進行しています。脚本はオーソドックスです。

 演出も特に奇をてらったところもなく王道をいっています。逆に言えば新しさもなく、前にどこかで見たようなドラマだとも言えます。『新選組!』や『平清盛』のような目新しさがないのは残念ですが、ファンタジーかと思うような奇をてらい過ぎた『江』とかよりは王道の方がマシです。今後も王道でいくならそれはそれで良いでしょう。

 俳優陣の演技も特別目立ったことはしていませんが、ちょっとこれでは地味かなという印象。片岡鶴太郎が目立っているくらいです。気になったのは主役の岡田の背の低さを考慮していない高身長なキャスティング。永井大185センチ、竜雷太179センチ、柴田恭兵176センチ、塩見三省177センチ、金子ノブアキ178センチ、まだ登場していない速水もこみちが186センチ。岡田より小さいのは160センチの濱田岳くらいです。永井と並んでいる岡田を見ると「小さいな」とそちらに目がいってしまいました。何か敢えて目的があるのでしょうか?

 まだ2回なのであれこれ語るには難しいですが、特にくさすところもなく、かと言って誉めるところもないのではやはり面白くありません。どこかで突き抜けてくるのを待とうと思います。


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