毎年正月三が日はテレビ見てゴロゴロすることが基本です。もちろん実家に行ったりもしますが、実家に行っても基本はテレビ。そういう三が日をもう５０年続けてきたことになります。

　今年の三が日のテレビで面白かったのは、いつものことですが『芸能人格付けチェック』『ぐるナイ　ゴチ１５』『とんねるずのスポーツ王は俺だ』。あとこれまた恒例の箱根駅伝やサッカー天皇杯、大学ラグビーも今年は結構ゆっくり見ることができました。

　「格付け」は毎回パーフェクトのＧＡＣＨＴよりも彼のペアになってプレッシャーがかかりまくっていた西川貴教の方が見ていて面白かったです。ただ毎年見ているせいもありますが、だんだん見ていて正解がどちらかわかるようになるのが残念。ワインや牛肉はどうしようもありませんが、音感とか演出とかポイントがわかってしまうと意外と簡単。また今回の盆栽も明らかに差があってわかりやすく、そのあたりにもはや驚きがないので番組の面白さも半減している印象でした。

　「ごちバトル」は１５年目に突入。毎年新しいメンバーが誰か楽しみなのですが、今年は平井理央。最初のうちは今はやりのハーフタレントかと思ってみていました。ホラン千秋かな、とか。しかし途中でスポーツ新聞と大学ノートが出てきて「あ、これは平井だな」とピンときました。あれはちょっとヒント出し過ぎではないかと思います。まあ平井はとんねるずの番組でも豪快に食べていたし、食べるのが好きということでは番組企画に向いていると思います。そもそも矢部がこの企画で弱いのは食べることに興味がないからでしょう。

　「スポーツ王は誰だ」もすっかり企画がマンネリしているのですが、テニスだけは楽しみに見ています。今年はマッケンローが登場したのでオールドテニスファンとしてはかなり興奮しました。なにせコナーズ、ボルグ、マッケンロー世代ですから。現役時代を彷彿とさせるマッケンローのラケットさばきは実に懐かしいものがありました。また松岡修造に「負けた」と言わさしめたトークパフォーマンスも最高でした。これまでヒューイットやマイケル・チャンも出てきましたが、今年のマッケンローが一番面白かったです。