先日の発表会で練習通りの成果を初めて出せたことで随分と気をよくしています。こうなるとサックスもピアノもやりたい曲が次々と思い浮かんでしまって迷うほどです。サックスはやはり懐メロ路線が一番好きです。これまでチェッカーズに山口百恵、ドリカム、プリプリといったＪ−ＰＯＰと、スティービー・ワンダー、ダイアナ・ロス、ジョン・レノンなどの洋楽をやってきました。

　先生がジャズ系だけにジャズっぽいものもやりたいとは思ってはいるんですが、どうしても自分の青春時代の曲の方が思い入れがあってつい懐メロになってしまうんですよねぇ。と言うことで、３月のバンドによる発表会の曲も早々にチューリップの「心の旅」に決めました。中学生の頃の思い出の歌です。

　当時のチューリップというのは本当に新鮮で、次々と彼らが出す曲にいちいち「カッコイイ」と反応していたものです。かぐや姫やグレープのような湿度がたっぷりの日本的なフォークグループが流行している中、チューリップの乾いた洋楽っぽさはビートルズにかぶれている中学生にも受け入れやすいものでした。

　さらに半年先の６月の発表会の曲もいくつか候補は出してあります。第一候補は爆風スランプの「大きな玉ねぎの下で」。名曲です。ただこれはまだ楽譜を見つけるところから始めなくてはならないし、ピアノ伴奏をしてもらうＭちゃん先生が「知らない」というので、もしかしたら他の曲に変えるかも知れません。

　ちなみにピアノはもう発表会で２回続けた連弾はやめて、今度は弾き語りに挑戦しようかと思っていたのですが、先日の発表会で急に気が変わりました。レ・フレールをやってみたいと思っています。彼らの曲はどれもかなり難易度が高く、とてもいまの技術では無理なのですが、華やかでいかにも「ピアノ楽しく弾いています」というところに憧れます。これから１年練習すれば何とかなるかなとＭちゃん先生も言うので、本当に来年のクリスマス発表会を目指して１年がかりで練習する予定。きっと道は果てしなく遠いと思っていますが、長期計画なので挫けずに頑張ります。