幹事クリタのコーカイ日誌2013

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12月1日 ● ビデオで撮ればわかる。

 人間、誰しも自分のやっていることをなかなか客観的には見られないものです。どんなに自分では上手に格好良くやっているつもりでも、他人から見れば全然大したことなかったり。むしろ格好をつけている分だけ恥ずかしかったりします。

 客観的に眺めるのに一番良いのはカメラで撮影することでしょう。特に動画を撮って自分で見ると、それはそれは我ながら驚くくらいみっともなく格好悪いものです。テニスをしていてもサックスを吹いていてもそれは同様です。テニスなら自分ではフェデラーのごとく華麗なフォームで打っているつもりが、ビデオで見たらフェデラーの「フェ」の字も感じられないくらいみっともない姿で打っています。

 これに比べればまだサックスやピアノの方がマシです。なにせ楽器はドを鳴らせばドの音が出ます。指を間違えずリズムもそれほどずれていなければ一応曲にはなっています。これがカラオケだとそうはいきません。自分では「ド」の音を出しているつもりが全然調子外れになっていることがしばしば。陶酔して歌っていても聞けたものではありません。

 ただ楽器演奏の難しさは単に「ド」が正しく出ていれば良いというものではないこと。同じ音を出していてもプロのプレーヤーと初級者では深みや豊かさが全然違います。単音でもそうなのですから曲になった時には雲泥の差があります。いわゆる「表現力」の差として現れるのですが、これを動画撮影して見ると本当に下手くそで愕然とします。

 今夜、いよいよサックスとピアノの発表会です。以前は間違えずにできたかどうかがポイントでしたが、今回はミス云々よりもどれだけ楽しく良い音で演奏できたかがポイントだと自分では思っています。きちんと動画撮影してまた反省文を報告する予定です。



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