昨日はピアノのＭちゃん先生の初めてのクラス会でした。「クラス会」という呼称が本当に内容を正しく示しているのかどうかわかりませんが、そういうタイトルだったのでまあ良しとしましょう。やったことは何かと言うと、Ｍちゃん先生がレッスンを担当している生徒を集めて、みんながそれぞれ練習している曲を弾くという会です。約４０人のうち２０人ほどの生徒が集まりました。

　音楽教室のスタジオにパイプ椅子をきちきちに並べて何とか２０人くらいの生徒が座りました。もちろんみんな大人で中心は３０代。僕より年上そうな人もちらほら。Ｍちゃん先生の思いつきでその場で指名された生徒がそれぞれ練習している曲を披露していきます。数人は「ダメ」「できない」と言って断ったので、実際に弾いたのは１６人でした。

　他の生徒の演奏を聴くのは過去の発表会でもあったので初めてではないですが、それでもなかなか新鮮でした。まだ拙い人、緊張して指が震えて演奏が止まってしまう人もいれば、反対にすっかり堂に入った感じで華麗に弾きこなす上級者もいます。だいたい上手な人はクラシックの曲を弾きます。逆に初級者はポップスが多いようです。弾き語りが何人もいたのですが、これは意外に難しく、ピアノに懸命になってしまい歌にまで気が回らない人が大半でした。僕も将来的には弾き語りもやってみたいと思っているのですが、まずはピアノの技術向上を目指さないとと思いました。

　僕自身は今度の発表会の予行演習のつもりで弾きましたが、何とか間違えずに弾くことができて安心しました。人前で弾くのはやはりやはり緊張しますが、その中で頭が真っ白にならずに落ち着いて弾くことができたのは進歩です。全くウォーミングアップなしでいきなり座って弾くというのは難しいですから、それにも慣れないといけません。今回は本当に良いリハーサルになりました。

　Ｍちゃん先生はスクール生同士の交流をということも目論んでいたようですが、さすがに時間いっぱい使ってみんなが演奏していては、元からの知り合いならともかく、ほぼ初対面の生徒同士で話をする余裕はありません。演奏会の後に交流のためのティーパーティでも開けば会話も盛り上がるでしょうけど、なかなかそこまで準備するのは大変でしょうし。でもまあ顔見知りになっただけでも今後は挨拶くらいできるし良いかな。第１回「クラス会」は成功だったと思います。