試験でもプレゼンでも何でもそうですが、練習とか勉強とか準備がしっかりできているとあまり緊張しなくて済みます。もちろん全然緊張しないわけではありませんが、ちゃんと準備をしてきたという自信があれば余計な心配や不安はありません。

　逆に準備期間が短かったり、忙しくてあまり準備できていなかったり、やる気が出なくてサボっていたりした場合は大変です。不安とパニックで本当に心臓に悪いです。勉強していないのに試験を受ける夢というのを今でもたまに見ることがありますが、大抵は悪い汗をかいて目が覚めます。

　いよいよ残り半月に迫った今回のサックスとピアノの発表会。どちらも８月前半に曲を決めて練習に励んできたのに、現状での仕上がりに大差があります。ピアノの方は９月にはほぼ弾けるようになっていて、それから約３ヶ月近くも細かいところをずっと練習してきました。連弾をするピアノのＭちゃん先生からもＯＫが出ていて「後は本番を楽しみましょう」と言われています。無駄な緊張さえしなければ大丈夫なはずです。

　逆にサックスはピンチです。指は何とか覚えたもののリズムが完全には自分のものになっていません。そのためにサックスのＳ先生とのアンサンブルがどうしてもズレるのです。先生と２人だけならまだしも、それにＭちゃん先生のピアノも加わることになっているので、３人が（と言うか僕が他の２人と）ピッタリと合う自信が全くありません。そもそも３人で合わせられるチャンスは本番１週間前の１回きり。３月の発表会の時には２回チャンスがあったのに、自信のない今回が１回だけというのではますます不安が募ります。

　これだけ練習不足で自信が持てないままに本番に突入するのは、勉強しないで試験を受けるようなものです。残り２週間、どこかで猛特訓でもしないとヤバイかな。