幹事クリタのコーカイ日誌2013

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11月13日 ● アップル嫌いの理由。

 4週間待ちと言われてiPhone5Sを諦めた僕ですが、XperiaULもかなり優秀な機種なので、たった2日使っただけですがかなり満足度は高いです。さすが高機能が売りのAndroid機だと感心するばかりです。なぜいつまでも2年半も昔の機種にこだわっていたのかと後悔する反面、これだけ間を空けたからこそ今の高い満足感を味わえているわけですが。

 ところでまたも縁がなかったiPhone。僕は「アップル嫌い」とあちらこちらで公言していますが、正直言うと実はそんなに嫌いなわけではありません。まあ会社ではマックをもう10数年使っていますし馴染みもあります。ただアップルの長所と言われる「親しみやすさ」とか「直感的な操作ができる」とか「洗練されている」とか、そういうところがちょっと気取っていてウザいというか、しゃらくさいなあと感じてしまうので自分で買うのはちょっとと思ってしまうだけです。

 そもそもPCを始めた頃も98シリーズを買うかマックを買うかというほぼ二択でした。マックの方が高級感もあったし趣味性も高かったのですが、それより僕はMS-DOSのコマンドを入力していく無骨で硬派な感じが「カッコいい」「男らしい」と感じてしまったのですから仕方ありません。それ以来、どうも「優しさ」が「軟弱」に感じてしまって、何回かはアップル製品に引き寄せられそうになりながらも結局そこには落ちずに約20年が経過し今に至るわけです。

 まあその20年の間にアップルはどんどん革新的な製品を世の中に出してきました。アップルのデジタル業界への功績の大きさは測り知れません。アップルのコンセプトを真似して他社が商品開発してきたことも、いくら否定しても否定しきれないでしょう。ただいくら真似してもどこかにやはりアップルほどは「こなれていない」感が残ってしまいます。ライトユーザーにとっては直感的にわかりやすくて、しかも周りで使っている人が多くわからないことはすぐに聞けるというのは大きなメリットです。ITリテラシーをあまり必要としないで使えるのですからiPhoneはじめアップル製品が売れるのは当たり前です。

 でも僕にはそれが逆に欠点に見えてしまうのですから、ことアップルに対してはよほど自分はへそ曲がりなんだろうなと思わざるを得ません。まあ今はもう昔ほど他社製品と差はないのですから、本当にあれこれこだわる必要はないと頭では理解できているんですけど。あ、あと周りに「アップル信者」が多かったこともアップル嫌いになった理由ですね。アンチ巨人みたいなものです。



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