幹事クリタのコーカイ日誌2013

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11月10日 ● 諦めの悪い人が勝つ。

 昨日のサークルの練習に山本麻友美プロも参加。彼女の妹分のT村さんと一緒に組んだ恒例の「最強女ダブ」に挑戦したものの、相変わらず返り討ちにあって惨敗しました。3年半もテニスの相手をしもらっているんだから、もう少し戦えても良いと思うのですが、ゲームどころからポイントすらなかなか奪えない有様。0-4、1-4、0-4、0-4、1-4ときて最後の最後でようやく2-2で時間切れというところまで追いすがることができたのがやっとでした。

 昨日の敗因のひとつはチャンスボールのミスでした。テニスはミスのスポーツだとよく言われるように、ポイントのほとんどはミスで決まります。プロの世界でもかなりのポイントがミスで決まるのですから、下手なアマチュアのテニスはお互いにいかにミスを減らすかが大事。ただプロのミスは相手が良いショットを打ってきた時により厳しいコースを狙ってのミス。我々は決められるイージーなチャンスボールを、しかもここぞという肝心な時によくミスしてしまいます。これでは勝てるはずもありません。

 なぜイージーなボールをミスするのかと言えば、それは山本プロの守備力の高さのせいです。普通なら簡単に決まるボールをしばしば山本プロはブロックして返してきます。決まったと思ったショットを切り返されると、次はより厳しいコース、もしくは強いショットを打たなければと思ってプレッシャーがかかり、結果としてミスをさせられているのです。

 だからテニスというのはやられたと思っても諦めてはいけません。なるべく取るように努力をする、追いつかないと思っても走って追いかける、できたらボールに触る、もっとできればチャンスボールになっても良いから相手のコートに返す。これを繰り返していると、相手にじわじわと効いてくるのです。僕たちは山本プロの近くに強いショットを打ってもなかなか決まらないというのを知っているので、わざとコースを変えたりして、それがさらにミスを誘発させられるわけです。テニスはとにかく諦めの悪い人が強いスポーツなのです。まあテニスに限らず勝負事はすべからくそうかも。

 ただものは考えようで、少なくとも我々もチャンスボールを引き出すところまではいっているということです。昔はその前にやられていたことを思えば、スコアはともかくテニスの内容としてはかなりレベルアップしてきているのは確かでしょう。こちらも諦め悪く挑み続けていればもう少し近づけそうな気はします。

 ちなみに昨日は山本プロにも入ってもらって新しい1000回記念オリジナルTシャツを着て集合写真も撮影しました。全員がTシャツを持っているわけではないですし、山本プロはヨネックスの契約プロなので違うウエアは着られなかったりして若干統一感には欠けますが、まあみんなで写真を撮って良い記念にはなりました。





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