幹事クリタのコーカイ日誌2013

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11月4日 ● 楽天日本一の夜。

 昨夜はテニスサークルのメンバーの送別会でした。主役も含めて24人も集まるというサークル史上に残るような盛会。それも本人の人徳かと思いますが、半分は最近参加していないメンバーが送別会を口実に参集したという面もあったようです。

 ともあれ久しぶりに顔を見る人たちも含めて大いに盛り上がったわけですが、同じ時刻に仙台でも日本シリーズ最終戦が盛り上がっていたわけで、飲み会をしながらもそちらも気になっていました。サークルには数少ない巨人ファンのS井くんが途中経過をチェックしては教えてくれていました。

 楽天が3点先制した、というところで「おおっ」と思いましたが、2次会に突入したあたりから「則本が出た」「最終回にマーくん登板」という報告を聞き、星野監督の攻撃的かつ人情的な采配に「らしいなぁ」と思いました。田中はピンチを背負いながらも辛うじて抑えきり零封リレーが完成。見事に楽天が日本一を達成しました。S井くんを除くみんなで祝杯です。

 MVPは2勝を挙げた美馬でした。シリーズ前の予想では田中で2勝するとして、あとの2勝を誰でとるのかと思っていましたが、いつも勝負は筋書きのないドラマです。まさか美馬が2勝してMVPとはほとんど誰も予想していなかったことでしょう。

 それにしても熱い日本シリーズでした。それを実現させたのはやはり星野監督の昭和を彷彿とさせるオールドスタイルの投手起用に尽きると思います。アメリカ流の投球数を厳密に守る投手起用ではなく、短期決戦ならではの高校野球チックな特攻起用。前日160球投げたエースの連投なんて、いまの常識で言えばクレイジーですが、金田、稲尾、杉浦の時代なら当たり前でした。古くからの野球ファンには何とも胸が熱くなる田中、則本のフル回転ぶり。後世まで語り継がれる日本シリーズだと思います。



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