幹事クリタのコーカイ日誌2013

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10月23日 ● いいとも終了のお知らせ。

 「笑っていいとも!」が終わるそうです。昨日の放送で鶴瓶に聞かれたタモリが「来年3月で」と答えて、フジテレビもそれを確認したとか。まあかなり前から終わるという話は聞いていましたから、ようやくかとは思いましたが、32年間も週5日の生放送を続けていたというのはスゴイことだと思います。

 「いいとも」が始まった1982年10月、僕は大学生でした。「いいとも」の前の番組は「笑ってる場合ですよ!」で、「いいとも」と同じくスタジオアルタからの生放送。B&Bが司会をしていて、当時の漫才ブームに乗っていた若手お笑い芸人たちが多数出演していました。ところがこの番組は2年で終了、そして代わりに始まったのが当時まだ深夜色・アングラ色の強かったタモリをMCに据えた「笑っていいとも!」でした。

 大学生で毎日昼まで寝ているような生活をしていた僕は、この「いいとも」の初回も冒頭からちゃんと見ていました。なにより面白かったのはやはり「テレフォンショッキング」で、今と違ってガチで生放送での出演交渉でしたから、そのハプニング性がたまらなかったものです。いきなり電話がかかってきてテレビだと気づかずに喋る芸能人、もちろん出演を断られることも多く、電話も繋がらなかったりして番組が十分に浸透するまでは本当に生放送らしさが詰まっていて面白かったものです。

 また各曜日のレギュラー陣も豪華で、さんま、鶴瓶、ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、関根勤、所ジョージら今の大御所連中が出ていました。30年前ですから当時はまだ彼らも若手〜中堅というポジションでしたが、逆に言えばタモリも含めてみんな脂の乗り切った時期ですから、そのスピード感や斬新さは今とは比べ物になりません。

 社会人になってからは「増刊号」で見ることが大半になってしまいましたが、それでも番組中期くらいまでは僕も熱心な視聴者だったと思います。最近はさすがに増刊号もあまり見なくなってしまいましたが、たまに見るとタモリが番組中にただ佇んでいるだけのようで、それはそれで面白いとは思っています。

 まあ30代半ばだったタモリももう68才。大学生だった僕も50代ですから、いかにこの32年間が長かったかがわかります。思い出の多い番組ですが、どこかで終わらせなければならいのであれば、これ以上引っ張るよりも、このあたりが良い引き際でしょう。残り半年、どういう展開にして終わるのか?最後は「終わってもいいかな?」「いいとも!」で締めくくるのでしょうかね。



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