相変わらずというか、ますますテニスをすると体のあちらこちらが痛みます。特に酷いのはアキレス腱と股関節。他に腰と肩と肘も痛いのですが、やはり下半身の方が負荷がかかっているせいか痛いです。アキレス腱はテニスをすると翌日まで足をひきずって歩く羽目になります。

　山本麻友美プロに勧められて昨年から鍼灸院に通い始めてからはかなり良くなりました。鍼は錦織圭もクルム伊達公子もやっているようなので、やはり効くのでしょう。山本プロも現役時代はかかりつけの鍼灸師がいたそうです。彼女はむしろ効きすぎるので試合の前は鍼を打たなかったくらいだそうです。

　先週のテニスでもやはりアキレス腱がかなり痛くなってしまい、日曜日のスクールを休みました。仕方なく昨日は鍼灸院に行きしっかり治療してもらいました。お陰でアキレス腱もかなり楽になりましたが、なにせ自由診療だけにお金がかかります。毎回飲み代くらいのお金を払うとなると、そうそう頻繁には通えません。

　ただ年を取ってくると体のケアにお金を払うのは仕方ない出費だと考えています。若い頃には想像もつかなかったことですが、本当に体がオンボロになってきているというか、とにかく簡単にガタがくるし、寝ているだけですぐに治るわけでもありません。つまるところお金である程度解決するしかないのです。１０代の頃の体は、どれほど高性能でメンテナンスフリーだったのか、５０代になってようやくわかりました。

　そんなことを考えていたせいか、昨夜は高校のテニス部に入った夢を見ていました。１年生なのになぜか意識は今のオジサンのままなので、テニスに関する知識も技術も３０数年分ある新入部員です。ちょっと部内でテニスをしたら即レギュラーでした。今の知識と経験を持つ１０代の体は本当に無敵です。楽しい夢でした。