幹事クリタのコーカイ日誌2013

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10月7日 ● 社会人ビッグバンド。

 昨日の夜は「あいちトリエンナーレ2013」の祝祭ウィークイベントで愛知芸術劇場大ホールで行われた「ジャズ・ラブ・オーケストラと素敵な仲間達」のコンサートに行ってきました。このジャズ・ラブ・オーケストラというのは社会人のビッグバンドで結成42年になるという名古屋の老舗ジャズバンド。なぜ行ったかと言えば、サックスのS先生がこのバンドに加わっているからです。

 広い大ホールですが1階も2階もほぼ満員。ゲストに八神純子をはじめ愛知県にゆかりのアーティストが続々と登場して、なんと3時間半近くにわたるロングコンサートでした。マジックまである多彩な内容で盛り沢山。ロックコンサートではないので席を立ってジャンプしているわけではありませんから、それほど疲れはないのですが、ジャズだけに観客の大半は僕より年上の方々。座って聞いているだけでもグッタリした人もいるんじゃないかなと思います。

 ステージは楽しくて見応えがありましたが、なにより僕が感心したのはこのビッグバンドがアマチュアで、みんな他の仕事をしながら趣味で続けていること。もちろんメンバーの入れ替わりはあるものの、コアになっている人たちは結成以来ずっと変わっていないというのは素晴らしいことです。

 自分が28年にわたって社会人テニスサークルを仕事の傍ら運営してきたので、少しはその苦労もわかるのですが、仕事でもないのにこうした活動を長年続けるということは本当に大変な努力が必要だと思います。そして何より好きじゃなければ続かないだろうということも容易に想像できるので、この人たちはつくづくジャズが好きなんだろうなと思いました。そんな「好き」な気持ちが伝わってくるようなステージだったのです。

 もちろんジャズ・ラブ・オーケストラは僕のテニスサークルよりもはるかに年数も長いし、活動も活発でプロと遜色ないほどレベルも高いですから、比べるのもおこがましいですが、「好き」という気持ちと仲間に支えられて続けているということは変わりません。なにせバンド名の「ラブ(LAB)」はレイバー(労働者)でありラボラトリー(研究所)でありラヴ(愛)でもあるそうです。ジャズを楽しく聴いただけではなく、励みにもなったコンサートでした。



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