幹事クリタのコーカイ日誌2013

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9月17日 ● コテンパンにされても。

 先日の日曜日にまた山本麻友美プロと彼女の妹分の元インカレチャンピオンのT村さんとテニスをしました。こちらは僕とM本さん。いつものメンバーでいつものごとく、ガシガシとテニスをやって、いつものごとくコテンパンにやられました。なんだか進歩があまり感じられません。

 もちろん、こうしてコテンパンにやられるのは良いことだと思っています。壁は高ければ高いほど目指すところが上になるので、自分たちのためです。結果は同じコテンパンでも、内容では以前よりプロ相手に戦えるようになってきているんですから。やられてもやられても向かっていくことで掴めることもあります。コテンパンの成果です。

 ただ人によってはこの「コテンパン」がお気に召さない人がいます。いくら相手はプロとは言え女の子。それなりに腕に自信がある男性の中には、華奢な年下の女の子にやられるなんて男のプライドが許さないという人が少なからずいるのです。僕にしてみれば実に無意味なプライドです。

 テニスの実力なんて実際にプレイすればわかります。俺は男だ、強いんだ、キャリアもあるんだ、と威張ったところで、対戦して負けてしまうならそれは単なる虚勢に過ぎません。それが本人もわかっているだけに、山本プロとのテニスに誘っても「僕はいいです」と断って、対戦しないことで自分のプライドを守っているようです。

 女性とは言え相手はプロです。しかも日本ランキングで最高12位です。そんな相手に負けたって周りは別におかしいとも恥ずかしいとも思わないのに、本人だけが負けたら恥ずかしいと思い込んでいるようです。ちっぽけな男のプライドを必死になって守っているのは滑稽です。コテンパンにされて笑っている方が器が大きいと思いますが。



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