幹事クリタのコーカイ日誌2013

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8月27日 ● 全米オープン開幕。

 いよいよ今年最後のグランドスラム、全米オープンが開幕です。ランキング争いがジョコビッチとナダルの間で激しくなってきていて、この大会の結果如何では年間1位の座もナダルが奪うかも知れないということでかなり注目です。また落日のフェデラーが第7シードまで落ちて、果たしてどこまで巻き返せるかも気になります。

 男子シングルスのドローを見ると、ジョコビッチの山にデルポトロ、マレーの山にベルディフ、フェレールの山にガスケ、そしてナダルの山にフェデラーとなりました。ウィンブルドンに続いてナダルとフェデラーは準々決勝で当たる過酷なドローです。ただウィンブルドンでは2人とも早期敗退してしまったので、それも実現しませんでしたが。

 この中でもっとも厳しいのはやはりナダルの山でしょうか。ナダルは大会序盤は調子が上がらないので1回戦は苦戦しがちなのですが、ここに地元アメリカのハリソン。3回戦でベルダスコ、そして4回戦では地元期待のビッグサーバーであるイズナー。ナダルとしても油断ならない相手です。また準々決勝で当たるフェデラーも、ナダル戦に辿り着く前に3回戦で地元のクエリー、4回戦では今年負けている錦織と楽ではありません。

 対してジョコビッチとマレーはそれぞれ準々決勝までは順当に勝ち上がるのではないかと思います。一番読めないのがフェレールの山。ガスケ、ヤノヴィッツ、ラオニッチ、ティプサレビッチ、グルビスら誰が勝ち上がってくるか予想がつきません。絶対的に強い選手がいないだけに、それぞれ上位進出への野望を強く抱いているだろうと思います。

 錦織は今大会第11シードですから比較的楽なドローになりました。4回戦のフェデラー戦までは何としても勝ち上がって、ここでまた番狂わせを期待したいと思います。錦織もいつまでも若手ではないだけにそろそろベスト8常連になって欲しいです。添田は予選を勝ち上がって初戦がバクダティス。厳しいですが可能性はある相手です。

 女子の優勝争いはシャラポワが欠場したため、セレナがダントツの優勝候補ですが、アザレンカを筆頭に若手が誰かセレナを止められるかどうかが焦点です。日本の森田、伊達、土居、奈良の4人は1回戦または2回戦でシードと当たりますが、あまり大きな期待はできそうにありません。1人でもシードを食ってくれたら盛り上がれるのですが。やはりこういう時は何かやってくれそうな伊達に期待でしょうか。



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